この記事は
・消費者行動のフレームワークを知りたい!
・AISASとはどのようなものか知りたい!
・AISASの具体的な副業での活かし方を知りたい!
このような悩みを持っている方におすすめです。
この記事を読むことで、AISASの具体的な使い方を理解し、副業で稼ぐためのきっかけを掴むことができます!
AISASを副業で使ってみたいと考えています。
具体的な使い方を教えて下さい。
私が実際に使った効果を踏まえ、AISASの使い方を解説していきます!
この記事は前回のAIDMAの説明記事の続きです。
以下の内容を読んでもらってから、本記事を読むとさらに理解が深まるはずです。。
AIDMAと同じような消費者行動のフレームで、しっかりと理解し使いこなすことができれば、副業の戦略立案に役立ちます。
副業の戦略立案ができるようになれば、自分自身で稼ぐ仕組みを考えることができるようになります。
この記事を最後まで読んでAISASを理解していただき、あなたの副業レベルを上げませんか?
AISASとは?
改めて、AISASとは何かを確認していきます。
AISASとは、お客さんの商品購入行動を調査・分析するための枠組みです。
AISASとは
Attention(注意)
Interest(関心)
Search(探索)
Action(行動)
Share(共有)
の頭文字をとったものです。
消費者行動を分析するためには、お客さんが商品に関心を持つきっかけや、その後どのようなプロセスを辿るかを理解する必要があります。
AISASはお客さんの行動や心理を把握するためのフレームワークとしてAIDMAと並んでよく使われています。
Attention(注意)
お客さんの商品に関心を持つきっかけを捉えることが重要です。
広告や宣伝、商品周辺の色やデザインなどによって、お客さんの注意を引き付ける行為を言います。
ここはAIDMAと同じです。
Interest(関心)
注意を引き付けた後は、その商品に興味を持ってもらわなくてはなりません。
お客さんが興味を持ってくれるようになるために、商品やサービスのメリットや利点を強調することが重要です。
この段階では、商品の特徴や価格、使用される素材、自身のニーズとのマッチングなどを調べることが多いです。
Search(探索)
このSearchがAIDMAとは違う点になります。
Googleなどの検索エンジンや最近ではInstagramなどで情報を検索する人が多くなり、Searchの項目が追加されたという背景があります。
お客さんは、関心を持った商品に対してより詳細な情報を得るために、Webサイトや実店舗などで商品を探索することがあります。
ここで、競合商品と比較検討することが多く、購入の意思を固めることが多いです。
Action(行動)
Searchで商品への購買意欲が高まっていれば、最後の一押しで商品を買ってもらえます。
お客さんに行動を促すために、特別なオファーやプロモーションを提供することが一般的です。
Share(共有)
商品やサービスを購入した後、実際に使用してみるとお客さんは何かしらの感想を持ちます。
今まではその感想は自分の中や友人とのおしゃべりの場だけで消化されていましたが、ネットが発達してきたことにより、不特定多数の人が閲覧できる感想を投稿する場所が増えてきました。
そこで、
他の人の感想が知りたい
自分の感想を知ってもらいたい
という行動が活発化してきたことでShare(共有)という項目が追加されました。
Share(共有)は満足や不満だけでなく、様々な視点からの感想が、SNSや口コミサイトなどで共有されるため、次に購入を考えている消費者の判断材料として効果を発揮すると考えられています。
このような消費者行動の要因がAISASです。
AIDMAとAISASの違い
AISASについて理解をしてもらったところで、よく引き合いに出されるAIDMAとどう違うのか見ていきましょう!
今回はブログビジネスにおいて、AIDMAとAISASを適用してみると、以下のような違いが見られます。
ブログにおけるAIDMA
例えば、AIDMAを利用したブログビジネスでは、アフィリエイトで稼ぐ時に有効だと考えています。
(Attention)
ブログ記事やバナー広告を通して訪問者の注意を引く。
(Interest)
利益を生み出すアフィリエイト商品の魅力や使い方・価格について、読者に関心を持たせる。
(Desire)
読者にその商品の価値や必要性を認識させ、欲しいと思わせる。
(Memory)
ブログ記事の中で問題解決方法や商品レビューを提供し、ブランドや商品名を記憶に留めさせる。
(Action)
ブログ記事内のリンクをクリックし、アフィリエイトリンクから実際に商品を購入してもらえるよう後押しをする。
ブログにおけるAISAS
一方で、AISASの考え方は自身のコンテンツを売るためにブログを利用するイメージです。
コンテンツを売るには、お客さんに商品についての知識や魅力を提供し、お客さんの関心や欲求を増大させることに主眼を置いたAISASを使う方がいいと言えます。
(Attention)
検索エンジン、SNS、口コミなどでお客さんの関心を引きつける。
(Interest)
文章や画像・動画で商品やテーマに関心を持たせる。
(Search)
商品の詳細情報や使い方、使い心地に関する情報、口コミの情報などを調べる手段を提供し、お客さんに購入の意思を持ってもらえるように支援する。
(Action)
購入を決断してもらえるように後押しをする。
(Share)
お客さんに商品の口コミを書いてもらうように促し、次のお客さんがSearchをした時に役立つようにする。
すると、Searchの説得性が増し、コンテンツの魅力が高まる。
AIDMAとAISASどちらがいいの?
私の結論は使い分けです。
どちらも商品を売るのには優秀な消費者行動のモデルです。
AIDMAは商品を売ることを目的とし、お客さんを物的な行動に導くことを重視します。
一方、AISASはお客さんに情報を提供して関心を増加させ、満足度を高めることを目的としています。
AIDMAは他人の商品を売る場合
AISASは自分の商品を売る場合
に使うといいのではないかと感じています。
とはいえ、どちらも意識して使えば同じような効果を得ることができます。
ちなみに私の好みで言えばAIDMAの方がシンプルに戦略を考えやすいので好きです。
これらを消費者行動の考え方として知っておくことで、副業の成功確率を高めることができます。
AISASの具体的な使い方まとめ
AISASフレームワーク | 内容 |
Attention(注意) | 商品やサービスに注意を向ける。広告、製品デザイン、販促活動などによって、消費者の注意を引き付けることが重要。 |
Interest(関心) | 商品やサービスに関心を持つ。 |
Search(探索) | より詳細な情報を得るために探索を始める。口コミや評価、ブログ、SNSなどを利用して、商品やサービスに関する情報を集める。 |
Action(行動) | 商品やサービスを購入するかどうかを決定する。 |
Share(共有) | 商品やサービスを購入した後、その品質やサービス、購入体験などが自分の期待に応えるかどうかを評価してくれる場合がある。 |
いかがでしたか?
AISASは副業で長期にわたって稼いでいくには知っておきたい考え方の1つです。
また、副業に限らず日々のビジネスでも応用することができます。
このAISASを上手く活用して、あなたの副業レベルをレベルアップさせてみて下さい!
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