一度赤字家計に陥るとズルズルと抜け出せない…なんてことがあります。
当サイトでは、赤字家計から脱した生の体験談を集めました。
この記事では、毎月3万円赤字の40代1人暮らし赤字家計を改善した体験談を紹介します。
赤字家計を改善したい!と思った時の参考にしてみてください。
回答してくれた方の基本情報
年代と性別 | 40代女性 |
一緒に住んでいる人数 | 1人 |
家族構成 | 独身 |
世帯収入 | 400万円 |
手取り | 320万円(月24万円) |
毎月の赤字額 | 3万円 |
1人暮らし家計が赤字であった理由
20代前半の頃は母子家庭で母と同居していましたが、家計簿をつけておらず自分が何にどのくらい使っているのか把握していませんでしたし、母は自営業をしていましたがその収入や支出を遠慮なく聞く事ができず世帯としての収入・支出も把握していませんでしたので、家計簿をつけていなかったことが第一の理由だと思います。
また、自身の収入が低いこともあって「貧乏生活じゃないと生きていけない」と漠然と感じていたので贅沢はあまりしませんでしたが、祖父母からや単発バイトでの臨時収入で何とか食いつないでいけており、若かったこともあって危機感が薄かったのも第二の理由だと思います。
1人暮らし赤字家計から改善しようと思ったきっかけ
20代後半になり祖父が亡くなったり母の老いや自身の健康が気になりだし「いつまでも元気に働けるわけではない」とふと思いいたったのがきっかけです。
また当時勤めていた会社は家族経営の印刷会社で雰囲気がゆるくて楽ではあったのですが給与は手取り10~13万円と低く、30代40代になってもアップする見込みが無かったのと、10年勤めた3年目あたりで厚生年金から国民年金に切り替わったため老後が心配になったのもあります。
(従業員数が少ないと国民年金で良いらしい?)
その辺りから30代になると転職が難しくなるとネットで見たりして焦って転職活動を始めました。
40代女性が赤字家計改善のために取り組んだこと
まずは転職をしました。
デザイナーとしてポートフォリオに載せれるようなパッと華やかな作品が無いと感じたので、1年間は気合を入れて作品作りに取り組みポートフォリオを充実させ1年後転職活動をして無事広告代理店に転職することができました。
次に家計簿をつけて自分の収入と支出の把握に努めました。
ただ、ずっと家計簿をつけるのは性格的に無理だと思ったので1カ月だけ気合を入れて普通の生活をし、平均的な場合の収入と支出を把握しました。
その後、ネットなどで他の人が公開している家計簿を参考にしたりして無駄な部分を洗い出し、スマホをドコモからOCNモバイルONEに切り替え、ネットもOCN光に変えてセット割引を受けれるようにしました。
また、30代前半に母が亡くなり一人暮らしする事になったので会社から近い独身向けの賃貸に移り住み、軽自動車を手放し(中古車屋で処分に1万円かかるとの事だったので無料で親戚の子に譲りました)タイムズカーシェアに変更、無駄な保険を解約、投資の勉強をして株式投資を始めました(始めは優待目的で、次に個別株、FXにも少し手を出しましたが今はインデックス投資に落ち着いています)。
40代女性が感じた赤字家計を改善するために効果的なこと
1.家計簿をつける:まずは収入と支出を把握して平均でどのくらい生活費が掛かるのか知った方が良いと思います。
(怠惰な性格なので1カ月だけ頑張りました)
2.節約:支出が分かったら無駄な部分が無いか洗い出し、スマホをSIMフリーに変更、電気会社の変更、保険の見直しor解約、自家用車をレンタカーに変更、家賃の見直し(引越し)など。
3.断捨離:節約が進んでくると家の中の無駄(余計なストックや装飾、要らない家具や服飾)も気になってきて断捨離をしました。
その結果余計な出費やストレスも減っていいことずくめです。
4.投資:今のようにyoutubeで投資家の配信など余りなかったのでブログやダイヤモンドzaiなどの雑誌、気になった投資家の方が出している書籍などから投資情報を得てSBI証券に口座開設。
投資はギャンブルという意識がまだあったので数万~十数万円から始めて慣れてきたら数百万円に増やしました。
5.転職or副業:転職はリスクがありますが転職活動はノーリスクなので自分の価値を確認するためにも転職活動してみた方が良いと思います。
現在は休日などを利用して副業をし始めているところです。
40代女性が赤字家計を改善するために苦労したこと
家にパソコンがあったので節約も投資も情報収集をすることが出来ましたが、無かったらと思うと赤字脱却はすごく遅くなっていたと思います。
幸い親戚から頂いた古いデスクトップパソコンがあったので何とかなりました。
また、ネットの情報を全てうのみにせず反対意見も確認して色々な方向から情報の精度を上げることが必要だと感じました。
また、家計簿・節約・断捨離・投資・転職・副業と新しいことを始めたり続けたりするにはモチベーションが必要です。
最初の勢いは大事ですが、その後も続けるには自分の性格を把握して過大評価せず「自分は怠惰な性格だ。
」と自覚して続けられるペースでやるのが長続きするコツだと思いました。
40代女性が考える家計改善のモチベーションの保ち方
エクセルで試算したりしてお金が貯まる妄想(笑)をするのは楽しかったので、転職しない場合、車を手放さない場合などいろいろなシチュエーションで試算して楽しんでいました。
その結果、最適解がおのずと見えてくるようになってお金に対する関心が高まったと思います。
また、節約・投資が進んでくると赤字から貯蓄できるまでに変わってきたので、通帳を眺めて増えていく残高をみてニヤニヤしていました。
また、自分の性格を過信せずマイペースで続けることが大事だと思います。
40代女性が考える効率的に赤字家計を改善するコツ
まずは家計簿をつけることだと思います。
節約をするにも、無駄を省くにも現状を把握しないことになり、何にいくら使っているのか、何が無駄なのかを見える化するには家計簿をつけることが何よりも第一歩だと思います。
そこから10.でお答えしたような順番で節約を進めて無駄を省く、転職・副業をして稼ぎを増やす、投資をしてお金に稼いでもらうのがやりやすいルートだと思います。
家計簿も家計簿ソフトなど使わずにエクセルで合計を出すだけでも良いですし、なんなら手書きでも大丈夫ですので自分のやりやすい区分でやりやすいやり方で良いのでまずは今日からつけることです。
赤字家計改善を目指す方へのアドバイス
今はYoutubeやネットでも投資家の方が配信・発信していたり本を出していたりしますので情報収集は簡単だと思います。
しかし、情報は生ものと言うように日々新しい制度がスタートしたりニセ情報があふれていますので、それらを全てうのみにせず多角的に見て精度を高め、自分にあったやり方・ペースでまずは1歩進めてみるのが良いと思います。
毎月3万円赤字の40代1人暮らし赤字家計を改善した体験談まとめ
・家計簿をつけて、節約、投資、副業などを取り入れることで改善した。
・まずは家計簿をつけることが大切。
・無駄を省く、転職・副業、投資などを取り入れて収支バランスを整える。
・また、自分の性格を把握して続けるペースを考えることが大切。
・情報収集には注意が必要で、多角的に見て自分にあったやり方で進めることが大切。
いかがでしたか?
毎月3万円赤字の40代1人暮らし赤字家計を改善した体験談が参考になっていれば幸いです。
当サイトでは、このほかにも様々な方のお金に関する体験談を紹介しています。
節約や貯金の参考にしてみてください!