一度赤字家計に陥るとズルズルと抜け出せない…なんてことがあります。
当サイトでは、赤字家計から脱した生の体験談を集めました。
この記事では、毎月5万円赤字の40代4人暮らし赤字家計を改善した体験談を紹介します。
赤字家計を改善したい!と思った時の参考にしてみてください。
回答してくれた方の基本情報
年代と性別 | 40代男性 |
一緒に住んでいる人数 | 4人 |
家族構成 | 四人家族(子供2人) |
世帯収入 | 1000万円 |
手取り | 680万円 |
毎月の赤字額 | 5万円 |
4人暮らし家計が赤字であった理由
私学に通う子供の学費に加えて、受験に向けた塾にも行くことになり、教育費がかかりました。
加えて、家族サービスも充実させてあげたい思いで、コロナ禍を我慢してきたことへの反動から、北海道旅行を計画したり、外食を楽しむことを重視してしまいました。
子供が小さい時にしか楽しめないことに全力をかけてあげたいという思いが空回りしてしまったことが原因です。
またその無理が重なっている状況を妻と共有せず、使っていいよといい顔をしてしまいました。
政府の調査によると大学卒業までにかかる平均的な教育費(下宿費、住居費等は除く)は、全て国公立でも約800万円。
全て私立だと約2,200万円になるようです。
4人暮らし赤字家計から改善しようと思ったきっかけ
子供が通う私立小学校の学費の支払いと塾の夏期講習費用の支払い、加えて家族サービスとして購入したキャンプグッズの支払い時期が全て重なってしまい、加えて車のタイヤがパンクし想定外の出費も同じタイミングとなりました。
そのため、キャッシュが足りず妻が仕事で貯めたお金から出さざるを得ない状況となり、家計の状況を妻にはじめて話したのが、きっかけです。
八方美人だと、全て破綻してしまうことを痛感し、家族との情報共有を意識したのが改善のきっかけです。
40代男性が赤字家計改善のために取り組んだこと
まずは、レシートを全てチェックして、過去1年間何にいくら使ったかを、エクセルに書き出しました。
分類としては、生活にとってかかせないものとそうではないものに分けました。
生活に欠かせないものとしては、住宅ローンや水道光熱費、食費、学費、衛生品の購入などです。
それ以外の項目は、おもちゃ購入費や旅行代などが該当します。
まずはおおまかにレシートを分け、その後変動する費用について細かく分類していきました。
たとえば、衛生品もトイレットペーパーは、どれくらいの頻度でいくら使っているのかや他のメーカーで安価なものはないかどうかなど具体的に検討しました。
その中で、赤字とならず、かつ、安心できる生活を確保できる予算を立てました。
40代男性が感じた赤字家計を改善するために効果的なこと
一番効果的なのは、何にいくら使っているかを見える化し、ごまかさないことだと思います。
なんとなくだと、まだ大丈夫という自分へのごまかしや、家族へもいい顔をしようという気持ちが湧いてきてしまいます。
現状を明確にし、言うべきことは言う、できないことはできないとはっきりさせることだと思います。
また、家族の前で宣言して、協力を仰ぐこと、たとえ子供でも、小学生であれば理解してくれます。
自分一人でかかえこまないことが大切だと思います。
40代男性が赤字家計を改善するために苦労したこと
経費を削減することに一生懸命になっていると、どうしても無味乾燥な雰囲気となったり、お金が一番大切なのかと自問自答して罪悪感を感じてしまうような発言や行動が多くなりました。
気持ちも落ち込みやすくなり、空回りしている自分を嫌というほど見てしまう時が大変でした。
また、臨時の出費を余儀なくしなくてはいけない時は、一度建てた計画を白紙に戻しやり直しをしなくてはいけない時が何度もありました。
深夜までかかり、作っては捨てての繰り返しが大変でした。
40代男性が考える家計改善のモチベーションの保ち方
計画を立てて、希望が見えた時、これからまたやり直せると自分に言い聞かせました。
また、妻にも随時相談して、共有して、一緒に考えたりする中で、家計を一人でかかえこまない勇気がわいてきました。
未来が見える計画を立てることがモチベーションを保つ上では大切です。
40代男性が考える効率的に赤字家計を改善するコツ
まずは、現状把握のため、レシートの整理とレシート自体に蛍光ペンで色を塗ることです。
色の塗り方としては、生活必需品とそうでないもの、2種類で良いと思います。
まずは、必需品でないものはどうして購入したのか、思い返しながら、本当に買う必要があったかどうか振り返ることが良いと思います。
買ってしまったものは、どうしようもありませんが、次はちょっと我慢してみようとスモールステップで無駄をなくしていくのが良いかと思います。
赤字家計改善を目指す方へのアドバイス
今までの生活を我慢しなくてはいけないと考えると、暗くなってしまうかと思われます。
まずは、現状をありのまま受け止めて、その上で新しい生活習慣に向けた計画をたててみると決して暗い気持ちばかりが浮かんでは来ないと思います。
今までになかったアイデアや家族との絆にも気づくチャンスかもしれません。
毎月5万円赤字の40代4人暮らし赤字家計を改善した体験談まとめ
・子供の教育費、家族サービスの充実、妻と共有せずに使いすぎたことが原因
・レシートを分類して予算を立てることで改善
現状を明確にし、家族の前で宣言して協力を仰ぐことが効果的
・赤字家計を改善するためには、見える化し、ごまかさないことが大切
・家計改善のモチベーションを保つために、未来が見える計画を立てることが重要
・現状把握のため、レシートの整理と色分けが効率的
・赤字家計改善を目指す方へのアドバイスは、現状を受け止め、計画を立てること
いかがでしたか?
毎月5万円赤字の40代4人暮らし赤字家計を改善した体験談が参考になっていれば幸いです。
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