一度赤字家計に陥るとズルズルと抜け出せない…なんてことがあります。
当サイトでは、赤字家計から脱した生の体験談を集めました。
この記事では、毎月5万円前赤字の20代2人暮らし赤字家計を改善した体験談を紹介します。
赤字家計を改善したい!と思った時の参考にしてみてください。
回答してくれた方の基本情報
年代と性別 | 20代女性 |
一緒に住んでいる人数 | 2人 |
家族構成 | 夫婦 |
世帯収入 | 600万円 |
手取り | 450万円 |
毎月の赤字額 | 5万円前後 |
2人暮らし家計が赤字であった理由
まず1番の大きな原因は以前は夫婦で別々に財布を持っていてお金の管理が苦手な夫が貰った分全て使用していたことだと思います。
今より収入が低い時のお話になりますが、コロナ前は夫の会社では頻繁に飲み会があり夫も参加していました。
後輩数人と飲みに行った場合は、見栄を張りたいのか全額奢ってくることも度々ありました。
今月お金足りないかもと言われてお金を渡し、私もそのストレスからネットショッピングを頻繁に利用していました。
2人暮らし赤字家計から改善しようと思ったきっかけ
夫の仕事中での怪我で現場仕事から事務所での仕事になり収入が減り、同時期に私も精神的なストレスから退職し無職になり私の収入はゼロになりました。
今までのように湯水のあふれる如くお金を使用していたら、残り少ない貯金がなくなることに不安を覚えました。
また足りない部分は消費者金融からお金を借りたり、クレジットカードは分割払いやリボ払い、限度額いっぱいまで使用することがあるかもしれないと思うと非常に怖くなりました。
夫との夢は家を購入し、家族と幸せに暮らすことだったので、これを機に赤字家計を改善させようと思いました。
20代女性が赤字家計改善のために取り組んだこと
今まで別々だった夫と自分の財布を一緒にして管理しやすくしました。
また1か月かけてレシートやクレジットカードの明細をもとに支出内容の全把握を行い、使途不明金の有無を確認しました。
次に固定費の見直しを始めました。
具体的には、通信費と保険料の見直しです。
通信費削減に関してはまず自分の使用している料金とプラン(かけ放題オプション、データプラン、その他オプション、課金)について細かく確認をしました。
保険料削減については、自動車の任意保険、生命保険、医療保険について、ネットのマイページから契約内容を確認しました。
その次に夫は仕事の時は毎日コンビニへ行っているので、必ずコンビニで買わないといけないもの、買わなくてもいいものを話し合いました。
20代女性が感じた赤字家計を改善するために効果的なこと
まずは使途不明金を無くすことが1番です。
何にお金を使用したか覚えてないのは浪費でしかないからです。
今は家計簿アプリを使用し、過去は5万円くらいあった使途不明金もゼロでその分を積み立てや貯蓄に回せています。
次に通信費削減については、私と夫の場合line電話で無料で通話もできるしwifiもあったので思い切って、大手キャリアから格安シムに変更しました。
以前は3万円かかっていた通信費が2人でwifi込みで1万円になりました。
どこの格安シムを使用したらいいか分からなかったので、まずは元々使用していた大手キャリアから出ている格安シムへ変更しました。
全く別のキャリアへ変更するよりは難易度が低いと思います。
保険料削減は、車の任意保険、生命・医療保険を見直し、一部変更や解約しました。
車の任意保険は、自分たちの今乗っている車に対し手厚く補償をかけているが、年式的に自分たちの車にはあまり価値がないことを知りました。
価値がないということは修理費用も完璧に治る金額をもらえる訳ではなくなるので、車両保険というものを外しました。
車種にもよりますが、私たちは2台分で年間2万円ほど保険料が下がりました。
生命保険についてはまだ大きな貯蓄があった訳ではないので、ある程度貯蓄が溜まってきたら解約する予定です。
医療保険については解約しました。
この医療保険は夫の元勤め先で営業にきている方に勧められて断るのも面倒くさくなり加入した保険です。
月々の保険料が1万円越えで、ネットで調べてほとんど同じ補償内容があり、ネットで契約するだけで5000円ほどになりました。
通信費について少し調べて格安シムへ変更するだけで月2万円、保険料も少し契約内容を見直すだけで月に7000円ほど安くなりました。
最後に夫が仕事の際に毎回コンビニを使用している件については、どうしても長距離ドライバーなので仕方ないのですが、妥協してもらうところは妥協してもらいました。
水やコーヒー、お菓子、スープの素は事前にスーパーやドラックストアでコンビニより安く仕入れました。
ご飯については、2個のタッパーに白米を入れて持って行ってもらいました。
おかずやサラダのみを基本的にはコンビニで買ってもらうようになりました。
それまで月8万円くらいかかっていたのが、月5万円ほどになりました。
20代女性が赤字家計を改善するために苦労したこと
夫との話し合いが一番大変でした。
お互い赤字を脱却したいという気持ちはあるのに、価値観の違いや今までの生活を変えることへの不安や見栄があったからです。
赤字家計の時や、赤字家計を脱却する話し合いの際には、何度も衝突しましたし、常にお金がないことへイライラしていました。
だからお互いに提案し合っても、何で自分だけがここまで我慢しないといけないのと譲歩はできない気持ちが強かったです。
それでも一緒にいる未来のために歩み寄り何とか互いが納得できる案を出せました。
20代女性が考える家計改善のモチベーションの保ち方
用紙に赤字家計を改善するための項目を書いていってクリアしたらレ点のチェックを入れて、埋まっていくのを見るのが楽しくなっていきました。
通帳や銀行口座アプリで口座残高を見て、よし!次は○○○万円貯めよう!と自分を鼓舞していました。
20代女性が考える効率的に赤字家計を改善するコツ
まず支出内容の全把握を行い使途不明金の有無を確認して、使途不明金を無くすことです。
次に固定費の見直しをするのが良いと思います。
そうすることで私は月に約77000円手元に残るお金が出来ました。
私はそこから積立や投資、貯金へ回していきました。
もちろん、赤字を無くすことが優先ですので貯金できなくても、最初のうちは赤字がゼロになればいいと思います。
そこから赤字を無くし毎月お金を貯めつつ、そのお金に働いてもらえば、効率のよい黒字家計になると思います。
赤字家計改善を目指す方へのアドバイス
最初のうちは今まで使用できていたお金が使用できなくなり、縛られて苦しいと感じるかもしれません。
それでもお金がなく常にイライラし、パートナーと喧嘩し続ける日々を送ることに比べたら、多少苦しくても頑張れます。
今までは大切な人へのプレゼント代の捻出も厳しくて苦しい時もありましたが、今は相手の喜ぶ顔を想像しながらお店やネット購入し、プレゼントすることが大好きです。
毎月5万円前赤字の20代2人暮らし赤字家計を改善した体験談まとめ
・赤字家計の原因は、お金の管理が苦手だった夫の見栄と、夫の飲み会で全額奢ることがあったこと。妻もストレスからネットショッピングを頻繁に利用していた。
・赤字家計を改善しようと思ったきっかけは、夫の収入が減り、妻が退職したため。
・赤字家計を改善するために、財布を一緒にして管理しやすくし、支出内容の全把握を行い使途不明金の有無を確認した。その後、通信費削減、保険料削減、コンビニ利用の削減を実施した。
・家計改善のモチベーションの保ち方は、項目を書いていってクリアしていくことや、通帳や銀行口座アプリで口座残高を確認すること。
・赤字家計を改善するコツは、使途不明金を無くし、固定費の見直しをすること。
・赤字家計改善を目指す方へのアドバイスは、最初は苦しいかもしれないが、頑張る価値があると思うこと。
いかがでしたか?
毎月5万円前赤字の20代2人暮らし赤字家計を改善した体験談が参考になっていれば幸いです。
当サイトでは、このほかにも様々な方のお金に関する体験談を紹介しています。
節約や貯金の参考にしてみてください!