資格を取って年収を増やしたい!
当サイトでは資格取得の体験談に加えて、どのように年収が変化したかや、資格を取って変わったことを紹介しています。
この記事では、弁理士資格を取得して年収が500万円増えた50代男性の合格体験談を紹介します。
資格取得の参考にしてみてください。
回答してくれた方の基本情報
年代と性別 | 50代男性 |
職種 | 弁理士業 |
取った資格 | 弁理士 |
増えた年収 | 500万円 |
資格取得の勉強時間 | 3500時間 |
勉強方法 | 受験機関の講座 |
弁理士とは
弁護士と似ている弁理士ですがどんな資格なのかを確認していきましょう。
弁理士とは、産業財産権(工業所有権)に関するすべての手続きを業務として代理することができる国家資格を持っている者をいいます。弁理士がその事務を行う場所を「特許事務所」といいます。弁理士は、産業財産権を専門とする職業です。弁理士は、発明・考案・意匠・商標について、出願・審判請求手続き等の手続きを代理して、それを特許庁に登録させ、その後も権利を維持することにつとめています。このように発明者が生み出した発明を特許となるように育て、特許庁とともに、車の両輪となって産業財産権の制度を運用しています。
https://www.lec-jp.com/benrishi/about/
弁理士資格を取ろうと思ったきっかけ
大学を卒業して首都圏の重工メーカーに就職しましたが、都会での生活を一生続けていくのがいやになり、5年程働いてから出身地に近い地方の精密機械メーカーに転職しました。
転職先の仕事になじめず、すぐに転職をしたくなりましたが、転職してもまた仕事になじめなければ何も変わらないと思い、独立して働ける資格を取ろうと思いました。
弁理士資格開始初期の勉強方法
資格を取得するための受験機関がいくつかありますが、受験機関は東京や大阪等の大都市にしかなく、私が住んでいた地方には資格取得の受験機関がなかったため、まず、受験機関の通信講座を受講しました。
受験機関から送られてくる教材を使って一人で勉強しました。
弁理士資格中期の勉強方法
一人で勉強していてもなかなか知識が身に付きませんでした。
受験機関から得た情報では、仲間を作って勉強をした方が良いとのことでしたので、受験機関が開催しているゼミに参加することにしました。
隔週で東京に出かけていき、仲間と一緒に勉強をしました。
通信講座を引き続き受講していました。
弁理士資格試験直前の勉強方法
試験は、1次試験から3次試験まであります。
1次試験は、択一式の試験で、試験直前は、ゼミや受験機関の講座を利用して、とにかく沢山の問題を解きました。
2次試験は、論文式の試験で、試験直前は、ゼミや受験機関の講座を利用して、とにかく沢山の論文を書きました。
3次試験は、面接式(口述式)の試験で、試験直前は、東京まで何回も出かけて行って、模擬の面接試験を受けました。
弁理士資格取得に苦労したこと
働きながら試験勉強をしていたため、平日の勉強時間を確保するのに苦労しました。
また、当時、子供が生まれたばかり、休日の全てを勉強時間に当てるわけにはいかなかったため、休日の勉強時間の確保にも苦労しました。
比較的費用が高い受験機関の講座を継続的に受講していたため、また、中期からは東京に出かけることが多くなったため、金銭面でも大変でした。
弁理士資格を取れた要因
試験自体は難しいですが、あきらめずに継続的に勉強すれば合格できる試験だと思って、あきらめずに勉強したことが良かったと思います。
また、ゼミを通じて仲間を作り、仲間と一緒に勉強できたことが良かったと思います。
特に同じような境遇の仲間ががんばって勉強している姿に刺激を受けて自分の勉強のモチベーションにすることができたことが良かったと思います。
弁理士資格を取るメリット・デメリット
弁理士の資格を取ると独立して仕事をすることができるため、自分のペースで仕事をすることができます。
また、独立して仕事をすることができるため、企業での煩わしい人間関係にストレスを感じることがなくなります。
サラリーマンよりは収入が増えます。
弁理士資格を取って役に立ったこと
資格取得当初は企業に勤務していましたが、企業での待遇が変わりました。
弁理士の資格を取ると独立して仕事をすることができるため、その後、特許事務所での勤務を経て独立しました。
会社の方針や上司からの指示で仕事をするわけではないので、今では自分のペースで仕事をしています。
煩わしい人間関係に惑わされることもありません。
主として特許出願に関する仕事をしていますが、仕事の単価が比較的高くて、資格取得前と比較すると、収入は大幅に増えました。
弁理士資格を取るために重点的に勉強すべきこと
法律の試験なので法律を勉強することになりますが、まず、法体系の全体像をしっかり掴むことに重点を置いたことが良かったと思います。
あとは、試験に慣れるために、とにかく多くの問題を解き、多くの論文を書いたことが良かったと思います。
弁理士資格を効率よく取得するコツ
一人で勉強していてもなかなか知識が身に付かず、モチベーションも上がりません。
受験機関等が開催するゼミに通って仲間を作り、仲間と一緒に切磋琢磨しながら勉強をするのが効率的だと思います。
ゼミに通うのは時間的にも金銭的にも大変ですが、結局は合格への近道になりますので、多少無理をしてもゼミに通うの効率的だと思います。
弁理士資格をこれから受ける人へのアドバイス
取得するのが難しい資格ですが、独立して自分で稼げる資格なので、魅力があると思います。
勉強の取っ掛かりが難しいかもしれませんが、継続的に勉強を続けていけば、必ず取得できる資格だと思います。
諦めずに続けることが大切です。
弁理士資格を取得して年収が500万円増えた50代男性の合格体験談まとめ
・弁理士資格は独立して仕事をすることができ、収入も増えるため、取得するメリットがある。
・取得には大変な勉強や高額な受験費用が必要である。
・勉強方法としては、受験機関の講座や通信講座、ゼミに参加することが効果的である。
・資格取得に苦労した点として、勉強時間の確保や金銭面での負担が挙げられる。
・重点的に勉強すべきことは法律の全体像を理解し、多くの問題や論文を解くこと。
・弁理士を受験する人へのアドバイスとして、諦めずに継続的に勉強を続けることが大切である。
いかがでしたか?
弁理士を取得して年収が500万円増えた50代男性の合格体験談が参考になっていれば幸いです。
当サイトでは、このほかにも様々な方の体験談を紹介しています。
あなたのを増やすの参考にしてみてください!