資格を取って年収を増やしたい!
当サイトでは資格取得の体験談に加えて、どのように年収が変化したかや、資格を取って変わったことを紹介しています。
この記事では、第一種衛生管理者を取得して年収が2.4万円増えた40代男性の合格体験談を紹介します。
資格取得の参考にしてみてください。
回答してくれた方の基本情報
年代と性別 | 40代男性 |
勤めている企業 | オリジナル設計株式会社 |
会社規模 | 450人 |
職種 | 総務 |
取った資格 | 第一種衛生管理者 |
増えた年収 | 2.4万円 |
資格取得の勉強時間 | 60時間 |
勉強方法 | 教科書と問題集 |
第一種衛生管理者とは?
まず第一種衛生管理者とは何か確認しましょう
常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。
https://www.exam.or.jp/exmn/H_shokai502.htm
第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。
第二種衛生管理者免許を有する者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることができます。
主な職務は、労働者の健康障害を防止するための作業環境管理、作業管理及び健康管理、労働衛生教育の実施、健康の保持増進措置などです。
第一種衛生管理者を取ろうと思ったきっかけ
総務課として衛生委員会を開催するにあたり、必要とされました。
私が所属している事業所では、最低1人以上有資格者が必要なため、会社からも取得依頼がありました。
労働基準法や労働安全衛生法の知識は、衛生管理者の資格を取得することだけではなく、労務管理や人事業務の通常業務においても必須の知識のため、自分の理解力をあげるためにも受験を決意しました。
第一種衛生管理者開始初期の勉強方法
テキストを読むことから始めました。
労働法関連の法律知識は、労務管理や人事業務の通常業務においてなじみがあったものの、有害物質や環境衛生調査などは全くの専門外のため、まずはテキストを読んで全体像を把握することから始めました。
第一種衛生管理者中期の勉強方法
テキストを2回くらい読んだ後は、ひたすら過去問を解きました。
衛生管理者の問題は、過去問が繰り返し出題されるため、オリジナルの問題集をやるよりも、過去問を繰り返すほうが効果的と考えました。
過去問は、インターネット上にあるものを使い、7年分くらいは繰り返し解いた状況です。
第一種衛生管理者試験直前の勉強方法
直前期は、過去問を解く中で何回も間違えた問題を書き留めておいたメモを読みました。
図にしてみたり、キーワードを集めたり、似たような語句の違いを一目でわかるようにしたオリジナルのメモを何度も繰り返し読み返しました。
第一種衛生管理者取得に苦労したこと
有害物質など理系分野の知識の習得です。
全くの専門外のため、イメージがわかず、実際どのような物質なのか言葉だけで覚えるのは苦労しました。
会社によっては第二種衛生管理者で十分な場合も多いかと思いますが、文系出身でも、ゼロ知識でも、第一種衛生管理者に出題される理系分野は覚えられると思いますので、違いを明確にして、自分なりの図式化などで乗り越えられると思います。
第一種衛生管理者を取れた要因
過去問をたくさん解いたことだと思います。
過去問の正答率があがれば、合格に近いと思います。
一言一句同じ問題は出ないと思いますが、ポイントとなる箇所は同じだと思います。
オリジナルの問題集に手を出すよりも過去問中心で合格できると思います。
あとは、文系にとっては理系分野は苦労すると思いますが、どうしてもわからないところは切り捨てるのもよかったと思います。
第一種衛生管理者を取るメリット・デメリット
会社で必ず必要となる資格のため、持っていると重宝されます。
また、労働法分野などの基礎知識を網羅的に確認できるため、思い込みで実務に取り組んでいたところの気づきにもなると思います。
デメリットは今のところ思いつきません。
第一種衛生管理者を取って役に立ったこと
総務課の役割の一つに労務管理、衛生管理、産業医との窓口になるなどがあります。
無資格者では説得力もありませんが、有資格者となれば、説得力も増し社員からの信頼増加につながりました。
健康経営が叫ばれている今の時代には、一番必要とされている資格だと思います。
健康診断やストレスチェックなど、今まではそれほど重視されてこなかったものが、会社や社会からとても重視される時代に変わってきています。
衛生管理者の資格も、重要視されている傾向を感じます。
第一種衛生管理者を取るために重点的に勉強すべきこと
過去問を解いていく中で自分が苦手だと思う箇所中心に勉強するとよいと思います。
てをひろげず、過去問で出ていないけどテキストには載っているものは無理に覚える必要はないと思います。
特に労働法分野中心に苦手をつぶすことが大事です。
第一種衛生管理者を効率よく取得するコツ
テキストは2回くらい読んで、あとはひたすら過去問を何回も解くのが一番効率的です。
テキストの一言一句を覚えるよりも、同じ問題でもいいので過去問の問題と答えを覚えるくらいまで解くほうが効果的です。
ただし、法改正も多いので知識のアップデートのために、テキストやオリジナルの問題集を最後にやると効率的と考えられます。
第一種衛生管理者をこれから受ける人へのアドバイス
衛生管理者は、会社において必須とされる資格です。
総務・人事系に配属されると必ず必要となりますので、総務・人事の仕事に興味がある方は早めの取得をお勧めします。
資格手当が出る場合も多いかと思いますので、勉強に投資した分は取り戻せると思います。
第一種衛生管理者を取得して年収が2.4万円増えた40代男性の合格体験談まとめ
・取得きっかけは、総務課として衛生委員会を開催する必要があり、自分の理解力を上げるためにも受験を決意
・勉強方法は、テキストを読んで全体像を把握し、過去問を繰り返し解くこと
・苦労したことは、有害物質など理系分野の知識の習得
・メリットは、会社で必ず必要となる資格であり、健康経営が叫ばれる今の時代には一番必要とされている資格
・受験する人へのアドバイスは、総務・人事系に配属されると必ず必要となるため、早めの取得をお勧めすること
いかがでしたか?
第一種衛生管理者を取得して年収が2.4万円増えた40代男性の合格体験談が参考になっていれば幸いです。
当サイトでは、このほかにも様々な方の体験談を紹介しています。
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