未経験の職種に転職や就職をすることは勇気がいりますよね。
当サイトでは実際に特定の職種で働いている方の体験や経験など生の声を紹介しています。
この記事では、データアナリストで働く20代男性がやっている仕事を紹介します。
この職種で働いている方のお話を参考にして、転職を成功させませんか?
コンタクトセンターでデータアナリストをしている方の基本情報
年第・性別 | 20代男性 |
勤めている企業名 | コンタクトセンター |
職種 | データアナリスト |
社会人歴 | 半年 |
学歴 | 北海道大学 |
今の年収 | 月の手取り額:24万円年間ボーナス:0万円年収:350万円 |
月の残業時間 | 0時間 |
コンタクトセンターのデータアナリストの仕事内容
〇企業のホームページ評価
企業のホームページ(トップページ、FAQ、その他各種項目など)をヒューリスティック評価という評価方法を用いて分析します。
〇企業の問い合わせ内容分析
取引先企業からのホームページや問い合わせ、FAQなどへのアクセス数、セッション数、項目ごとの閲覧数などを数値から分析し、数値の相関や項目ごとの関連などを明らかにします。
〇資料作成・提案
上記の結果をtableauというBIツールを用いて取引先が理解しやすいような図に可視化し、提案資料を作成します。
提案資料を営業担当に連携し、分析結果について詳細な情報を連携し、営業担当が取引先に施策の内容を取り次げるようにします。
施策への評価を取引先、営業担当からいただき次回業務へのナレッジマネジメントを行います。
コンタクトセンターのデータアナリストを仕事に選んだ理由
現代の社会情勢としてIT関連の仕事が将来的に伸びていく傾向にあると考えIT企業に就職したいと考えました。
IT企業といってもいろいろな職種があり、自分の興味的には開発業務について将来は独立したりフリーランスで仕事を行いたいと思っていましたが、いきなり開発業務につくのはIT未経験からではなかなかハードルが高くむずかしいと感じました。
その中でデータ分析業はIT業の入りとして、統計学などの基礎があれば関わりやすく、また業務の中で業界や知識などを身に着けやすいと考えたためです。
コンタクトセンターに勤める20代男性データアナリストの1日の仕事の流れ
起床はだいたい毎日八時前後です。
通勤に20分ほどかかり、朝九時までに出社します。
出社したらまずメール関連のチェックを行ない連絡の確認をします。
九時半からは朝礼で当日の予定を確認します。
朝礼が終わり次第実業務に取り組みます。
だいたい実業務のきりがいいタイミングで昼休憩を取ります。
昼休憩は一時間です。
昼休憩が終わり次第実業務に戻ります。
17時半からは夕礼を行い、行ったことを確認します18時に退勤し、帰宅は18時半ごろです。
コンタクトセンターのデータアナリストが忙しい時期
特定の忙しい時期というものはございません。
会社としてこの取引先の分析・可視化・提案業務を行い始めたのが昨年からなのでまだ事業として成長段階であるため、現在は営業担当が営業を行い、お試しの契約や本契約を結び、業務を持ってきたときに業務発生となります。
直近は業務の数も増えており、需要としては増えているため、仕事量としては増えていくと思います。
以上の理由より仕事のピーク時期としては決まっておらず、日進月歩といった形です。
20代男性が考えるコンタクトセンターのデータアナリストが向いている人の特徴
私の意見としては向上心のある人間が向いていると思っております。
分析の方法もヒューリスティック評価やBIツールを用いた分析、マイクロソフト系のソフトを使用した分析など多数の分析があり、分析の軸も様々でいろいろな知己が求められます。
また案件がすべて納品済みで実業務がない際は自己研鑽の時間に充てることが可能なので、自分が身に着けたいスキルが明確で勉強をすることが苦にならない人間がこの業務に向いていると思います。
20代男性が考えるコンタクトセンターのデータアナリストにある強み
この業務の強みとして物事を多角的に見ることができるようになると思います。
企業のホームページやFAQなど企業に関連するページを調査し、分析する過程で、どこが物足りないのか、なにが足りないのかなどそのホームページをはじめ、競合他社のページと比較して、いろいろな軸から分析を行うため、物事を様々な観点から見ることができるようになります。
またデータ分析業務は現在ビッグデータという言葉がはやっているように現代の趣向にあっているため社会需要が大きいといえます。
20代男性が考えるコンタクトセンターのデータアナリストにある弱み
職種の弱みとしては業務の内容が限られることだと考えます。
業務内容がサイトの分析や可視化、提案といった部分でBIツールやパワーポイント等のマイクロソフトの知識・スキルは身に付きますが部分的な成長といえますので、データ分析以外の業務に関してあまり役立つことがないと思います。
実際のところデータ分析業務の一環として、python等のプログラミング言語の使用はありますが使用用途が限られるためあまり実用性がありません。
20代男性が考えるコンタクトセンターのデータアナリストで働くのに有効な資格
一番に挙げられるのがtableau desktop specialist という資格です。
これは分析・可視化業務に使用するBIツールtableauに関する資格でtableauに関する基礎知識の証明となる資格です。
そのほかあげられる資格としては統計分析を用いるため統計学検定の資格や施策の提案でパワーポイント資料を作成するためマイクロソフトに関する資格があると便利です。
また中小企業診断士の資格もあると分析がしやすいです。
20代男性が考えるコンタクトセンターのデータアナリストで働くやりがい
この職種のやりがいとしては自分の考えた提案や、分析した結果が企業のページに直接反映されるところにあると思っております。
企業のホームページの中を自ら分析し、優れている点や競合他社より劣っている点を見つけ、その具体的改善案を提案し、取引先がこちらの施策提案を?むことで自分の行った仕事というものが分かりやすく見えるというところがやりがいがあります。
また自分の提案によっていろいろな数値の変化が見れるというのもやりがいのひとつです。
20代男性が感じるコンタクトセンターのデータアナリストで辛かったこと
この仕事でつらかったことは自分の提案能力や施策に関する思いという部分が足りず、自分の施策が全く取引先に受け入れてもらえなかったことです。
アクセス数等の数値を改善するうえで取引先が重視するのは利用者がわかりやすく、アクセスしたくなるようなページというのが重要な考えであるなかで自分はまだその考えの理解が足りず、自分の思うよいホームページを作ることしか考えていなかったためこうなってしましました。
現在では利用者第一で日々業務に取り組めています。
20代男性がコンタクトセンターのデータアナリストとしてもらっている収入は高いか低いか
今の年収は同業の方と比べれば高くはないと思っております。
理由の一つは社会人歴です。
私はまだ社会人一年目であり、日本においては新卒と比べれば基本的には社会人歴が長いほうが年収が高いという傾向があるように感じるためです。
もう一つは自分のスキルの未熟さです。
上司や先輩と比べて私の分析、可視化、提案能力は明らかに劣っているという自覚があり、まだまだ上司たちのように企業の担当と直接コミュニケーションをとったりすることができないためです。
コンタクトセンターのデータアナリストで働いていくなら持っておきたいスキル
この職種を極めていく上で大切なことはまずロジカルシンキング能力を高めることだと思います。
施策を提案するうえでどんな問題が根本なのかそれはなぜなのかといったようなロジカルシンキング的な思考を使うことが多く、そのなかで企業に潜む問題を見つけ出すというところが重要になっていくためです。
またコンサルティング業務に近い業務もあるため、コミュニケーション能力やプレゼン能力など企業と取引する上で重要となっていく能力を高めるとよいと思っています。
データアナリストで働く20代男性がやっている仕事とはまとめ
企業のホームページをヒューリスティック評価で分析する。
問い合わせ内容やアクセス数などを数値で分析する。
分析結果をTableauで可視化し、提案資料を作成する。
営業担当に提案資料を連携し、施策の内容を取引先に伝える。
施策の評価を受け、次回業務へのナレッジマネジメントを行う。
IT業界に興味があり、データ分析はIT未経験者でも関わりやすいと考えて仕事を選んだ。
一日の仕事の流れにはメールチェック、朝礼、実業務、昼休憩、夕礼が含まれる。
忙しい時期は特になく、仕事量は増えていくと考えている。
向上心があり、多角的な分析ができる人がこの仕事に向いている。
業務の強みは多角的な視点で物事を見る能力と社会需要が高いこと。
業務の弱みは業務内容が限られ、他の業務に役立つスキルが少ないこと。
有効な資格にはTableau Desktop Specialistや統計学検定などがある。
やりがいは自分の提案が企業のページに反映されること。
辛かったことは提案が取引先に受け入れられなかったこと。
年収は同業者と比べて高くないと感じている。
持っておきたいスキルはロジカルシンキングとコミュニケーション能力。
いかがでしたか?
この仕事はITが好きな人や、数字で物事を解明したいと思っている人にぴったりです。
データアナリストで働く20代男性がやっている仕事が職種選びの参考になっていれば幸いです。
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