副業初心者でも見栄えの良い動画編集ができるようになるコツ

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ゼロから動画編集者になるための３行動

ここまで、動画編集者がいかにおすすめの副業なのか、その魅力をお伝えしてきました。

この本では、あくまでも副業で始めることを前提にお話ししてはいますが、最終的には会社を立ち上げるところまで行ける可能性のあるお仕事でもあります。

ここからは、動画編集者の仕事を始めるために具体的にすべき３つの行動をお伝えします。

１．動画編集ソフトを購入する

多少の初期投資が必要にはなりますが、個人的には、最初から有料の動画編集ソフトを購入し、活用することをおすすめしています。

なぜなら、無料の動画編集ソフトもあるにはあるのですが、やはり、できることに限りがあるからです。

クライアントから仕事を受けるようになれば、結果的に多岐にわたる動画編集スキルが必要になるので、最初から有料ソフトで学び、スキルを身につけておくべきです。

有料ソフトもさまざまですが、「Adobe Premiere Pro」「Final Cut Pro」は特におすすめで、使い勝手がいいと動画編集者の中でも人気のソフトです。

動画編集を始める第一歩として、自分に合った有料の動画編集ソフトを購入しておきましょう。

２．独学で動画編集スキルを身につける

ソフトを購入したら、よくわからなくてもとりあえず触ってみる・使ってみる、ということが大切です。

専門書や解説本については、はじめから持っていなくても、ひとまず大丈夫です。

動画編集ソフトの取扱説明書（マニュアル）にも、動画編集に必要なスキルや、操作方法が記載されているので、まずはそちらを参考にするといいでしょう。

触っているうちに、わかってくることや身につく技術もあるので、少しずつ使いこなせるように、いろいろと試してみてくださいね。

３．仕事を受ける

スキルを完全に身につけてからでなくても、ある程度、編集方法を理解してきたら、早速仕事を受けてみましょう。

仕事を受けると言っても、最初は勝手に仕事が入ってくるものではありませんので、クラウドソーシングなどを利用して、自分から仕事を取りにいきましょう。

「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったサービスを利用すれば、簡単なものから難しいものまで、自分のスキルに応じた仕事を見つけることができます。

クラウドソーシングでの仕事探しでは、検索機能を使って、「初心者向け」「簡単作業」といったキーワード検索をしたり、「未経験可」などの絞り込み検索をしたりできるので、少しずつ実践で技術を高めていくことができます。

継続して同じクライアントから受注が入るようになり、こういったサービスの仲介を通さずに、直接受注が入るようになれば、動画編集者として認められてきた証拠です。

はじめての動画編集をサポートしてくれるもの５選

初めて動画編集者を目指そうとしたときに、強い味方になってくれるおすすめのアイテムはこの５つです。

１．撮影の機材

一番手軽な撮影機材は、実はスマートフォン（スマホ）なのです。

すでにご自身が持っているスマホでも、撮影機材として使うことができるでしょう。

しかし、画質の良さは、動画のクオリティーの高さに直結します。

画質の良さを重視する場合は、デジタル一眼レフカメラを用意したり、撮影の特性上、衝撃に強いものが必要であれば、アクションカメラを購入したりするなど、ゆくゆくは、用途に応じた機材をそろえられるといいですね。

２．編集の機材

動画編集は動画を扱うことがメインになるので、編集機材として、「それなりに高いスペックのPC」を用意するべきです。

その理由としては、まず、スマホでの動画編集は、できることに限りがある上、操作もPCに比べると手間があります。

また、スペックが低いPCでも編集はできないこともないですが、動作が遅かったり不具合が起きやすくなったりと、作業スピードに支障をきたします。

どんどんと高画質化も進んでいますし、これからもデータは大きくなることが予想されます。

ストレスなく動画編集を進めるためにも、現時点で、それなりに高スペックといわれるPCを準備するようにしましょう。

３．やりたいことリスト

ざっくりと「やりたいこと」としましたが、要は目標設定です。

漠然と新しいことを始めても、長続きしないのが人間の性。

夢のような目標でも、「できたらいいな」という楽しいことでも、とにかく、思いついたやりたいことをリスト化してみましょう。

そのリストを１つずつ達成していくことがモチベーションにつながるはずです。

すぐにかなえられる夢や目標があると、達成感を得られやすいので、まずは、身近な目標を持ってみることをおすすめします。

４．使い勝手の良いソフト

すでに、動画編集におすすめのソフトはご紹介しましたが、ソフト選びに大切なのは、自分にとって使い勝手がいいか？　ということです。

とはいえ、初めてのソフト選びにとまどう方もいるかもしれません。

そんなときには、家電量販店のスタッフの方にアドバイスを求めるのも１つの手です。

動画編集者の目線というよりは、商品についての知識が豊富な職業の方ですので、初心者向けのものや、そのソフトでできる範囲など、あなたの求める商品を教えてくれるはずです。

これは繰り返しですが、動画編集ソフトは、無料のものではなく、有料のものを用意しましょう。

５．学習教材

スキルを身につけるにはある程度の勉強が必要ですし、勉強のためには教材が必要ですが、動画編集の勉強は、基本的に実践することが重要となります。

実際にソフトを使っていく中で、編集の操作や技術を学んでいくためのサポートをしてくれるような教材があると心強いでしょう。

しかし、前述したように、はじめから専門書・解説本や、特別な教材などの用意をしなくても大丈夫です。

動画編集ソフトに付随しているマニュアルを使えば、一通りの技術は学べるはずです。

マニュアルを読んで理解できなかった部分は、インターネットや、ソフトの発売元が用意しているサポートサービスを利用して補ってもよいでしょう。

そのあとで、さらに上の技術を身につけたかったり、よりわかりやすいものが欲しかったりすれば、何かを購入してみてもいいかもしれません。

つまり、動画編集の技術は、高いお金をかけなくても、ある程度学べる環境が整っているのです。

１人で勉強することが苦手な人は、オンライン講座や、人脈のあるところから小さな仕事を依頼してもらうなどの方法もあります。

共通しているのは、頭で覚えるよりも、実践でスキルが身についていくということです。

初心者が最初に覚えるべき編集技術

何事もそうですが、専門的なスキルを身につけるのは容易ではなく、短いスパンで習得できるものではありません。

そこで、初心者の方が最初に覚えるべき、簡易案件に活かせる３つの技術をまとめてみました。

１．カット

カットとは名前の通り、元となる動画全体の中から不要な部分を削除していく作業です。

この作業は動画編集において、必ず行うぐらい初歩的な作業なので、最初に覚えておいて損はありません。

カットは、実はとても重要な作業でもあり、この作業次第で、動画全体の印象まで変わるといわれています。

動画編集の目的は主に２つで、視聴者に向けて「伝わりやすくすること」「魅力的にすること」です。

伝えたい内容と合った映像や、トークだけを残せばいい、というものでもなく、魅力的な画でも、伝えたい内容と関係のないものが混ざりすぎると、内容が薄くなってしまいます。

動画全体の中から、どこを採用してどこを削除するのか、そのセンスが問われるので、基本ながら奥深い作業です。

最初のうちは、いらない部分を削るという、ただそれだけの作業で問題ありませんが、余裕が出てきたら、より魅力的な動画が作れるよう、少しずつ意識していきましょう。

２．テロップ

テレビ番組でもおなじみのテロップですが、動画においても内容をより伝わりやすくするための技法として、頻繁に使われています。

基本的には、動画に登場している人が話している言葉を、文字にして画像として挿入する作業ですが、魅力的な動画にするにはさらに一手間が必要です。

たとえば、強調したい場面の文字はフォントや色を変えると、その部分が強調されたことが視覚的に視聴者に伝わります。

テロップの技術は、文字の形や色を変える他、誰のどのセリフをテロップにするか、雰囲気に合っているか（雰囲気を変えるか）、どこで挿入するかなど、細かいところまで多岐にわたります。

重要な作業ですし、センスが問われるものの、そこまで難しい作業ではないので、覚えてしまえばたくさんの仕事をもらえるようになる技術の１つです。

３．音楽挿入

音楽挿入は、単調な動画を、魅力的な動画に変える技術の１つです。

これも、テレビやYouTubeで多用されているのでおなじみだと思います。

効果音やBGMがまさにそうですね。

強調や、雰囲気の転換はテロップでも可能だとお伝えしましたが、音の挿入は、それよりもさらに強い効果で動画の印象を変えることができるのです。

ただ、音を入れる作業をするだけでなく、どこにどんな音を使うのか選定する時点から、動画編集者の腕の見せどころだといえるでしょう。

動画編集の具体的な勉強法

覚えておきたい技術をご紹介したところで、すぐに実践できる具体的な勉強方法についてお伝えします。

１．ネットを活用する

前述したように、基礎的な技術であれば、動画編集ソフトに付随したマニュアルで学習することができます。

しかし、マニュアルを読んでも理解できない部分が出てくると思います。

そういったときは、インターネットを活用してみましょう。

同じ技術についての説明が書かれたサイトがいくつもあるかもしれませんが、その中にはきっと、あなたにとって理解しやすい言葉や文章で書かれているサイトがあります。

また、マニュアルで学んだ以上に詳しく知りたい、クオリティーを高めたい、などの目的があるときにもインターネット検索はおすすめです。

闇雲に学ぼうという状況よりも、具体的に何について調べたいかはっきりしているときに、有効な勉強方法です。

２．専門書・解説本を買ってみる

マニュアルとインターネットだけでも十分独学で勉強することができますが、専門書や解説本を持っておくと作業のときにも役立ちます。

たとえば、インターネットで調べたことも、いざ、実践で必要になったときに、忘れてしまっては意味がありません。

再び検索しなおすのは手間になりますが、そんなときに、専門書や解説本を持っていれば、いつでも振り返ることができます。

さらに自分のものとして所有できるので、書き込みや色付け、ふせんをつけるなど、自分にとって使いやすくカスタマイズすることができます。

初心者の本選びの際におすすめなのは、情報量よりも入りやすさを重視することです。

経験上、いくら詳細が書かれていても、びっしりと文字が並んでいるものや、ページ数が多いものは読む気になれません。

自分の目で内容を確認して、わかりやすく簡単そうに思えるもの、イラストや色使いが効果的なもののほうが、結果的に学習もはかどります。

３．オンライン講座

１人で勉強するとはかどらないという方や、本格的にスキルを身につけたいという方におすすめしたい勉強法が、オンライン講座の受講です。

オフラインで受講できる動画編集教室よりも、オンライン講座の方が、比較的費用もかからずに済み、スケジュールも自由な場合がほとんどです。

さらに、プロの講師が付くことで、あなたの今の状況や、専門としたい技術に応じた学習計画を立ててもらえます。

多少の費用が必要になりますが、サポートを受けながら計画的に正しい知識を身につけられると思えば、オンライン講座の受講は、自己投資としてそう高い費用ではないと思います。

最短で見栄えのいい動画を作る動画編集力を身に付けたいなら

ここまで、いい動画編集をするコツを紹介してきました。

もし、さらに具体的に動画を作っていきたいとなれば、より深く学んでいくことが大切です。

特に以下のコンテンツから学ぶと効率的に動画制作を進めることができます。

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