この記事では、社会人になる前に知りたかった知識を色々な年代にアンケート形式で答えてもらいました。
その中で特に支持を集めたのは以下の6点です。
教科書の暗記だけではないこと
ビジネスマナー
家では仕事のことを考えなくてもいいこと
組織での働き方
電話の対応の仕方
労働基準法
それぞれついての想いを書いてもらったので、もし社会人になる前に悩んでいるのであればぜひ参考にしてみてください。
教科書の暗記だけではないこと
50代の女性からもらった社会人になる前に知りたかったこととして、
教科書の暗記による知識の蓄積が社会人として賢く生きていく裁量と比例はしないこと。
という教訓を教えてくれました。
一体どういうことなのか見ていきましょう。
教科書の暗記だけではないと思う理由は?
良い仕事をするには誰と仕事をするかで決まり、お互いの人柄が大いに関係してくる。
これに関わるのがコミュニケーションであり、仕事の話をスムーズに運ぶには、気持ちよく仕事を進めることのできる相手とのやりとりが必要となるからです。
どこで学びましたか?
自分より多くの経験をしている方とのやりとりの経験を重ねるうち、こういう情報の使い方、話し方をされるととても楽しい会話になる、また好印象を持つことができると感じさせてくれ、理解が進み、学ぶきっかけとなりました。
この知識を知らない人のためにアドバイスをお願いします
自分のことを理解してもらうためにコミュニケーションは大切です。
良い関係を築くために、相手の話に耳を傾けつつ、自分の持っている智識の範囲でどのような形で相手に言葉を返せばよいのか考えながらやり取りをしましょう。
ビジネスマナー
続いて50代の女性からもらった社会人になる前に知りたかったこととして、
ビジネスマナーが必要であったという教訓を教えてくれました。
一体どういうことなのか見ていきましょう。
ビジネスマナーを知っておくべきだと思う理由は?
小さな個人事務所だったので、社内はラフな雰囲気で仕事ができました。
しかし、いざ相手先へいくと、対応がわからずドギマギしてしまい、なにか粗相をしないだろうかと心配で、説明に集中できないことが多々ありました。
ビジネスマナーをどこで学びましたか?
退職を経験した際に、ハローワークの職業支援で学びました。
ハローワークの講座では、ビジネスに関するさまざまな知識が学べたため、マナーの他にも、ビジネストークや相手に好印象を持たれる話し方や立ち振舞いを学びました。
ビジネスマナーを知らない人のためにアドバイス
ビジネスマナーを知らないで社会に出てしまった場合、時には相手先を怒らせてしまうこともあります。
きちんとビジネスマナーを学んでおけば、面接や会議、プレゼンテーションの時に、自分の意見をきちんと相手に伝えられるようになります。
家では仕事のことを考えなくてもいいこと
人生、仕事だけじゃない。
そう語るのは30代女性でした。
一体どういうことなのか見ていきましょう。
家では仕事のことを考えなくてもいいと思うのか理由を教えてください
仕事のオンオフが身につけられていないことで、人生が仕事だらけになり、本当につまらないものになっていた時代があった。
家では忘れられる趣味や好きなことをたくさん作って仕事を考えない時間をつくると良いことを体験した。
家では仕事のことを考えなくてもいいとどこで学びましたか?
仕事をやめて、時間ができた時に、YouTubeや本を見て学びました。
自己啓発系のものは大変勉強になり、心が軽くなりました。
仕事から離れ、自分と向き合ったり、思いきり好きなことをしたり、仕事からとにかく離れる!すごくおすすめです。
家では仕事のことを考えなくてもいいという考えを持つためのアドバイス
仕事が忙しくて、家でも仕事のことを考えてしまう気持ちがすごくわかります。
でも、その時間は給料がでていません。嫌なことは給料が出る時間に考えるとして、家に帰ったら好きなことをしたり見たりして忘れちゃいましょう!
電話の対応の仕方
電話の対応の仕方が必要だと思う理由
仕事についたら電話の受け答えができるのが当たり前のように周りは誰も教えてくれず、しかも電話対応は新人が任されることが多い雑務のような位置にあることが多いため、電話対応は知っておきたい知識だったと感じました。
電話で話すことと実際似合って話すことは全く違う話し方だと感じ、そこも含めて学んでおきたかったと思ったからです。
電話の対応をどこで学びましたか?
周りは知っているのが当たり前という感じで、近くにいる先輩や上司に聞きたくても聞けない状況だったため、本屋さんに行ってまず電話の受け答えの知識が書かれた本を読み勉強したり、先輩が電話対応しているのを聞いて手本にするようにしたりしました。
電話の対応を知らない人のためにアドバイス
まず自分が電話に出なければいけない立場にあるときは、必ずいつでも近くにメモとペンを用意しておくとすぐに2コールで受話器を取ることができ、相手の話をスムーズにメモすることができると思います。
労働基準法
労働基準法を知っておくべき理由
最低限度の法律を守らない会社があるのでそれに対しての自分の対応や周りへの相談などするために知っておいて損は無いと思いました。
友達への相談や家族での会話でも労働基準法を用いて話ができたり人の役に立てるのも知っておいて損は無いと思います。
労働基準法をどこで学びましたか?
厚生労働省のホームページやゲーム感覚で学べるアプリなどを用いて勉強しました。
読むのも大変で分からない言葉が沢山あり調べながら勉強し特に必要な知識はメモしながら学びました
厚生労働省のホームページが1番詳しいと思います。
労働基準法を知らない人のためにアドバイスをお願いします
基本的な労働基準法を勉強するのをおすすめします。
違法労働をさせる会社もまだまだ沢山あるので自分を守るために労働基準法を勉強してほしいです。
一人一人が勉強するともっと世の中の労働がよくなっていくと考えています。
また伝言をもらった場合は相手の名前などをしっかり聞き、伝言の内容を繰り返して確認すると相手にも安心感を与えられて好印象だと感じました。