未経験の職種に転職や就職をすることは勇気がいりますよね?
当サイトでは実際に特定の職種で働いている方の体験や経験など生の声を紹介しています。
この記事では、保育園で看護師として働く20代女性がやっている具体的な仕事を紹介します。
この職種で働いている方のお話を参考にして、転職を成功させませんか?
保育園で看護師をしている方の基本情報
年第・性別 | 20代女性 |
勤めている企業名 | 保育園 |
職種 | 看護師 |
社会人歴 | 2年 |
学歴 | 看護の専門学校(3年制)を卒業しました。 |
今の年収 | 月の手取り額:20万円年間ボーナス:80万円(約4か月分)年収:380万円程度(見込みになります。) |
月の残業時間 | 5時間程度です。ただ残業した時間分を別日に勤務時間短縮することで調整を図っています。 |
看護師の仕事内容
保育園看護師という職種になります。
看護師免許を、取得しております。
園児の健康管理、保健指導、保育園内の衛生維持や職員の健康管理(健康診断の調整)を行っております。
健康管理としては、何か怪我をしたときの対応や病院受診が必要になったときの付き添いが主な業務です。
保健指導は、園児に向けた手洗いの方法などを伝えたり、職員に対しても心配蘇生や感染予防についての指導研修を行なっております。
保育士の人数によっては、保育業務に入ることもあります。
保育園にもよりますが、0.1歳をメインに保育業務に入ることが多いです。
看護師を仕事に選んだ理由
看護師として病院勤務していた時は、夜勤による生活リズムの崩れやハードな勤務などから体調を崩すことも多くありました。
そこから、ワークライフバランスを重視して働ける場はないかと考えておりました。
病院でも小児領域に関わっており、子どもと関わる仕事をしたいという思いもあり、保育園看護師を選びました。
子どもの成長を長く間近で見ていけるという点も魅力的に感じ、病院勤務ではなく保育園で働くという選択をしました。
20代女性看護師の1日の仕事の流れ
出勤時間は、8時または8時半、9時のいずれかです。
保育士のように早番や遅番はないのでほぼ固定されております。
起床は7時ごろで、通勤は徒歩20分程度です。
10分~15分前程度に出社し、着替えをしてからタイムカードを押しています。
午前中は園児の健康状態や登園の確認を主に行い、必要であれば保育業務に入ります。
午後は、事務作業がメインです。
保健日誌の入力や保健指導のための書類作成などを行っております。
帰宅は18時ごろです。
看護師の忙しい時期
夏頃はプールや水遊びがあるため、看護師が安全のために監視を行う必要があり忙しくなります。
また感染症が流行する時期、インフルエンザやロタウイルスが流行する冬時期も、園児の体調が変わりやすく、園内でも感染症が蔓延することがあるため、感染対策や園児の体調管理(保護者への連絡や対応)を行うため忙しくなります。
20代女性が考える看護師が向いている人の特徴
1番に子どもが好きであることだと思います。
医療処置はほとんどないため、看護師としての技術が低下してしまうなどギャップを感じて離職してしまう人が多いのが現場です。
まずは、保育園看護師という職業について知った上で、子どもの成長をそばで見ていきたい、ワークライフバランスを充実させたいと考えている方に向いていると考えます。
また子育て経験があるママさんも、子育てで経験したことを生かせるので向いているのではないかと思います。
20代女性が考える看護師の強み
まず一つ目に子育て経験を活かせることです。
夜勤ありの病院勤務では子育てしながらは、なかなかハードな生活ですが、日勤のみで経験を活かせるという点で保育園看護師は子育て中のママさんにとって強みだと思います。
また、病院に勤務してから保育園への転職であれば、病気や症状のアセスメント技術を身につけたうえで、保育園看護師として、園児の健康管理に活かしていけるので、看護師としての専門性を保育の現場で生かすかことができ強みだと思います。
20代女性が考える看護師の弱み
保育園で看護師という免許を持って働いていますが、医療処置はほとんど行わないため、保育園勤務から病院勤務へ戻る際には、ブランクになってしまうことが弱みだと思います。
点滴、注射などの処置はなく、怪我の応急処置のみが主な業務のため、その点が病院へ戻る際の弱みになってしまうと思います。
ただ、子どもとの関わりだけでなく保護者とも関わるので、ご家族への対応やコミュニケーション能力は身につけることができ、病院での勤務でも患者様のご家族への対応などに活かしていくことができると思います。
20代女性が考える看護師で働くのに有効な資格
看護師免許保育園で働く看護師であり、看護師としての専門性を求められるため、必須な資格です。
そのほか、子育て支援員の資格を取得すると、はじめて保育園で勤務した場合でも、保育園についての概要や業務、子どもとの関わり方、保護者とのコミュニケーションの取り方などを学ぶことができるので、保育園で働くうえで必要な知識を得ることができると思います。
20代女性が考える看護師で働くやりがい
日々子どもが成長している姿を間近で長くみていけることが楽しいです。
また保育業務に入って、子どもと触れ合う、遊ぶことも日々の業務の中での癒しになっています。
園内には看護師が一人しかいないため、何か子どもが怪我をした時や病院受診が必要になった時、専門職として必要な対応・処置をすることができたときやりがいを感じます。
20代女性が感じる看護師で辛かったこと
保育園には看護師が一人しかいないため、情報共有や業務に関しての相談をできる人がおらず、専門性を求められるという点が辛いと感じていました。
ただ、系列の保育園にいる看護師と連絡を取ることで、業務について互いに情報交換・共有ができているので、今はマイナスな面はないと感じています。
保護者とのかかわりも、難しいと感じていますが、そこは保育士と連携しながら保護者対応も行なっております。
20代女性が看護師としてもらっている収入は高いか低いか
やや低いと思います。
病院勤務の看護師であれば夜勤手当てがあるため、日勤のみよりも年収が高いです。
キャリアアップの研修を受けたりしており、そういったことが年収のアップに繋がっていくと思います。
また人事評価もあるので一年を通して、前期・後期で目標を立てて、常務をこなすことで年収を上げていくことにつながります。
看護師を目指すのに持っておきたいスキル
保育園内には看護師が一人しか在籍していないことが多いため、知識を身につけることが最も重要だと思います。
病棟とは違うので、保育園の中でできるケガの処置や対応、感染症について勉強をしていく必要があると思います。
また保育園看護師という職業の主な業務が何かを知った上で働くことで、働いた後の理想とのギャップを小さくすることができ、仕事を継続していけることにもつながると感じています。
保育園で看護師として働く20代女性がやっている具体的な仕事とは?まとめ
20代女性が保育園で看護師として働いている。
主な仕事は園児と職員の健康管理、保健指導、衛生維持。
怪我や病院受診が必要な場合の対応も担当。
保健指導では、手洗い方法や感染予防について教える。
保育士が少ない場合、保育業務にも参加する。
病院勤務から保育園に転職した理由はワークライフバランスと子どもとの関わり。
一日の仕事の流れは出勤時間から帰宅まで固定。
忙しい時期は夏と冬、感染症が流行る時期も忙しい。
看護師としての強みは子育て経験と専門性を活かせる点。
看護師としての弱みは医療処置が少なく、技術が低下する可能性。
有効な資格は看護師免許と子育て支援員の資格。
やりがいは子どもの成長を見ることと、専門職としての対応。
辛い点は情報共有が少なく、専門性が求められる。
保護者との関わりもあり、コミュニケーション能力が必要。
看護師としての収入はやや低いと感じている。
キャリアアップの研修や人事評価で年収を上げる可能性あり。
保育園看護師に必要なスキルは知識と対応力。
仕事を継続するためには、業務内容を事前に理解することが大切。
いかがでしたか?
保育園で看護師として働く20代女性がやっている具体的な仕事が職種選びの参考になっていれば幸いです。
この記事を知ることで、保育園で働く看護師の実態や必要なスキル、やりがいなどがよく理解できます。これから看護師として働きたい方や転職を考えている方にとって、非常に参考になる内容だと思います。
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