未経験の職種に転職や就職をすることは勇気がいりますよね。
当サイトでは実際に特定の職種で働いている方の体験や経験など生の声を紹介しています。
この記事では、介護士として働く30代女性がやっている具体的な仕事を紹介します。
この職種で働いている方のお話を参考にして、転職を成功させませんか?
デイサービスセンターで介護士をしている方の基本情報
年第・性別 | 30代女性 |
勤めている企業名 | デイサービスセンター |
職種 | 介護士 |
社会人歴 | 13年 |
学歴 | 高卒 |
今の年収 | 月の手取り額:13万円 年間ボーナス:0万円(約0か月分) 年収:156万円 |
月の残業時間 | 3時間 |
デイサービスセンターの介護士の仕事内容
わたしが働いているのは、デイサービスセンターといって、ご自宅での介護がむずかしくなってきたおじいちゃん・おばあちゃん達を昼間あずかり、入浴介助や食事介助、レクリエーションに運動といった様々なサービスを提供している施設です。
入浴介助では、身体や髪の毛を洗うお手伝いをしたり、服の交換や塗り薬を塗ったりしています。
食事介助では、自分で食事ができない方に食べさせてあげます。
トイレの介助もあり、時間を決めてトイレの声掛けをして、汚れた下着を取り替えたりしています。
レクリエーションでは、カラオケや体操を行っています。
デイサービスセンターの介護士を仕事に選んだ理由
もともとわたし自身が、おじいちゃん・おばあちゃんっ子だったのもあり、最初は自分のおじいちゃんたちに何かあったときに知識があれば良いなぁ……と思い始めたのですが、今では天職では……?とおもうほど毎日が楽しく、笑顔で過ごせる毎日です。
いまでは国家資格である介護福祉士の資格も取得することができました。
8年前に病気を発症してしまったので、パートとしていまは働いていますが、職種を変えなくても仕事が見つかるのが良いと思っています。
デイサービスセンターに勤める30代女性介護士の1日の仕事の流れ
朝起きるのはだいたい6時30分ぐらいで、自宅を7時50分に出発します。
通勤時間はだいたい15分~20分ぐらいで、始業時間は8時30分からです。
出勤したらおじいちゃんおばあちゃん達をご自宅までお迎えに行って、9時過ぎに施設へ到着し、お風呂へ入ったり、リハビリを行います。
12時になると昼食で、わたしも1時間の休憩にはいります。
戻ってきたら14時からレクリエーションを行い、16時にご自宅までお送りして、17時にもどったら掃除をして、17時30分に退勤します。
デイサービスセンターの介護士が忙しい時期
毎月月末になると、その月におじいちゃん・おばあちゃんたちがどのように過ごしたのかを、担当されているケアマネージャーさんへ伝えるための状況報告書という書類をパソコンで作成しなければいけないので、だいたい1人の職員が10人ていどのおじいちゃん・おばあちゃんの担当となって作成するので大変で忙しくなります。
30代女性が考えるデイサービスセンターの介護士が向いている人の特徴
とにかく優しいひとで、おじいちゃん・おばあちゃんっ子のひとにも向いているとおもいます。
ですが、優しいだけではダメで、たまに自分でできるのにしないおじいちゃん・おばあちゃんもいるので、心を鬼にして、ときにはきびしく接することができるひとが良いとおもいます。
あと、資格がないとお給料がなかなか上がらないですし、毎日が勉強な状態なので、学ぶ意欲があって、学ぶことが苦にならないひとが一番向いているのではないかとおもいます。
30代女性が考えるデイサービスセンターの介護士にある強み
とにかく言えることは、自分自身の家族や身近なひとが介護が必要になったときに、知識があると、どう動けば良いのかとかわかりやすくて良いかとおもいます。
また、絶対と言っても良いほど【食いっぱぐれのない】仕事なので、もしリストラとかにあったとしても、次の仕事や、ブランクがあったとしてもはたらけるのではないかなぁ……とおもいます。
男性や女性などの性別の制限や年齢の制限もなく、どんなひとでも働きやすいとおもいます。
30代女性が考えるデイサービスセンターの介護士にある弱み
どうしても、【きつい】【きたない】【お給料がやすい】というのが問題となってきてしまうとおもいます。
夜勤ができると、深夜手当がつきますし、資格があれば資格手当でプラス1万5000円ぐらい、時給でプラス150円ぐらいつくところもあるので、資格や経験を積まないとなかなか高給取りにはなれないのが弱みになるかとおもいます。
30代女性が考えるデイサービスセンターの介護士で働くのに有効な資格
ケアマネージャー【民間資格】??絶対に雇ってもらえます!国家資格がないと受講資格がないのが難点だとおもいます。
介護福祉士【国家資格】があればどの施設形態でも雇ってもらえます。
でも経験がないと受講資格すらありません。
けれど、結構試験内容はカンタンでした。
実務者研修【民間資格】介護福祉士を取得する為には絶対に必要です。
30代女性が考えるデイサービスセンターの介護士で働くやりがい
最初や入院とかによって、身体の機能が落ちて動けなかったおじいちゃん・おばあちゃんたちが、リハビリによって少しでもいいから動けるようになったり、孫のように可愛がってもらえたり、何かあると「ありがとうね」と感謝されることはうれしいし、たのしいです。
利用者さんと一緒にするレクリエーションやリハビリもたのしいです。
30代女性が感じるデイサービスセンターの介護士で辛かったこと
デイサービスセンターで働く前に、特別養護老人ホームで働いていたことがあったのですが、仲良くしてくれていたおじいちゃん・おばあちゃんたちが亡くなった、と知らされたときはとてもつらく悲しかったです。
デイサービスセンターで働いていても、入院した、そのあと亡くなった……と連絡がくるときはとてもつらいです。
何年経っても慣れません。
30代女性がデイサービスセンターの介護士としてもらっている収入は高いか低いか
どうしても仕事内容とお給料が見合っていない、と言われるだけあって、同世代、むしろ年下の親戚たちにくらべると少ないです。
どうしてもお給料を上げたかったので、国家資格である介護福祉士を取得したり、職場をかえたり、職場の上司と交渉したりしました。
資格と経験でどんどんお給料を上げることは可能ではありますね。
デイサービスセンターの介護士で働いていくなら持っておきたいスキル
とにかく言えることは、おじいちゃん・おばあちゃんたちや利用者さんたちと良い関係をきづくことができないと仕事にならないので、どれだけおしゃべりして仲良くなれるかが大切だとおもいます。
また、家族さんやケアマネージャーさんなどとも良き関係をきづくことができないとダメなので、そこには気を使います。
でもやりがいがあります。
介護士として働く30代女性がやっている具体的な仕事とは?まとめ
30代女性がデイサービスセンターで介護士として働いている。
月の手取り額は13万円、年収は156万円。
仕事内容は入浴介助、食事介助、トイレの介助、レクリエーションなど。
仕事を選んだ理由は、おじいちゃん・おばあちゃんっ子だったから。
介護福祉士の国家資格も取得している。
1日の仕事の流れは、朝6時30分に起きて、17時30分に退勤。
月末は状況報告書を作成するため忙しい。
優しさと厳しさを兼ね備えた人が向いている。
仕事の強みは、食いっぱぐれない安定性と介護知識。
仕事の弱みは、給料が低く、肉体的・精神的に厳しい。
有効な資格はケアマネージャーと介護福祉士。
やりがいは、利用者が回復することや感謝されること。
辛い点は、利用者が亡くなること。
給料は同世代に比べて低いが、資格と経験で上げることが可能。
必要なスキルは、良い人間関係を築く能力。
いかがでしたか?
介護士として働く30代女性がやっている具体的な仕事が職種選びの参考になっていれば幸いです。
介護士として働く30代女性の話から、この仕事の大変さとやりがいがよくわかりますね。
おじいちゃんやおばあちゃんを助ける仕事は、心も体も使いますが、その分、うれしいこともたくさんあります。
資格を取ると、もっといい条件で働けるチャンスも広がります。
当サイトでは、このほかにも様々な職種で働いている方の生の体験談を紹介しています。
是非役立ててみてください!