IT企業に入社して基本情報技術者試験に合格したなら次は応用技術者試験合格を目指すのが自然の流れです。
この記事では、応用情報技術者試験に6か月で合格した20代女性が語る合格の秘訣を紹介します。
応用情報技術者試験に合格して、より好待遇がもらえる人材になりませんか?
今回応用情報技術者試験に合格した人の情報
年代と性別 | 20代女性 |
勤めている企業名 | 独立系SIer |
会社の規模 | 20000人 |
応用情報技術者試験合格にかかった時間 | 50時間(約6か月) |
勉強教材 | キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 |
応用情報技術者試験合格にかかった費用 | テキスト代:7000円 試験代:5700円 合計:12700円 |
応用情報技術者試験を受けようと思ったきっかけ
応用情報技術者試験をはじめIPAの試験を取得すると、会社から奨励金が給付されるため、受験しようと思いました。
高度な試験になるほど奨励金の金額があがるため、高度情報処理試験を受験すべく、その前に応用情報技術者試験を取得したかったのと、同期の中でも応用情報技術者試験を受ける人が多かったため、受験しようと思いました。
その教材を選んだきっかけ
基本情報技術者試験も受験しており、その際に使用したキタミ式のものが分かりやすかったので、応用情報技術者試験でも使用しました。
ITを知らない学生でもイラストがついているのでイメージしやすく、文字もほかの参考書と比較して少ないので読みやすかったです。
実際に触れたことが無い技術や見たことが無いサーバなどもイメージしやすかったです。
勉強を始めたころ最初にしていたこと
一番初めはキタミ式の参考書を2周することから始めました。
勉強を開始した当初はIT業界に入る前だったので、何も知らない状態でした。
なので、まずはIT用語になれるところから始め、何周かしていくうちに知らない単語もなんとなく覚えられるようになりました。
その後単語の意味も併せて覚えていき、理解を深めていきました。
応用情報技術者試験の勉強に慣れたころの勉強方法
勉強の中期には午後問題対策として、長文に慣れる努力をしました。
基本情報処理試験ではほとんど長文は出てこないので、読むだけで疲れてしまいます。
午後問題全部を時間内に読み切れるようにまずは過去問の長文を読み切る(集中し続ける)ことを行いました。
問題の回答方法も記述式になるので、過去問の回答を見ながらどのように回答すればいいかを学びました。
応用情報技術者試験直前の勉強方法
試験直前は、午前問題の復習に力を入れました。
午前問題は大半は過去問から出題されるので、過去問をひたすら繰り返しました。
過去問道場というサイトでは解説も交えて過去問を解くことができるので、よく活用していました。
電車に乗っている時間や何かの待ち時間などにすぐにできるため、隙間時間を使用して勉強しました。
応用情報技術者試験で特に難しいと感じた分野
特にプログラミングの分野が難しかったです。
試験をはじめて受験したのは大学生で、情報系出身ではありませんでした。
そのためプログラミング言語に触れたことが無く、一番苦戦しました。
短期間ではスキルが身につかないと判断し、ほかの分野を満点近くとることに決めました。
ほかの分野はプログラミングに比べると短期間で習得できました。
応用情報技術者を基本情報技術者と比べて感じた違い
応用情報技術者試験は基本情報技術者試験と比べて難しかったです。
一番の違いは記述回答があることだと思います。
また、試験範囲は変わらないですが、内容の深度が違うため難しく感じました。
記述の回答は慣れれば問題ないですが、内容の深度は参考書を読み込む必要があるので時間がかかりました。
応用情報技術者試験に合格できた要因
応用情報技術者試験に合格できた要因は、あきらめなかったことだと思います。
私は1回目の受験は不合格だったため、次受験するか少し迷いました。
しかし、IT企業に入社することや入社した後に合格すれば奨励金がもらえることは知っていたためあきらめずに勉強しました。
また実務を始めると単語しか知らなかった知識も少しずつ理解できるようになったこともあり、勉強量を増やさずとも合格することができました。
応用情報技術者試験からは独学だけでは難しく、実務も必要だと思いました。
20代女性が感じる応用情報技術者試験に合格するメリット
応用情報技術者試験に合格してよかったことは、仕事中に出てくるワードで知らないことが少なくなったことです。
新入社員時代、同期にとっては初見の言葉でも、私にとっては応用情報技術者試験の勉強中に聞いたことがある言葉、というものがとても多かったです。
同期よりもリードしているという精神的余裕も大事ですが、2度3度見聞きすることで内容の理解を深めることができました。
また、上司からも褒めていただく機会が多く、合格してよかったと思います。
20代女性が感じる応用情報技術者試験が仕事に役立つこと
仕事の理解度を深めることができました。
応用情報技術者試験に合格しなくても、いずれ自分の中に吸収された知識かもしれないですが、学生時代から勉強をしていたおかげで、ほかの人よりも早く触れることができました。
その分、違うことに時間を割くことができ、トータル的にほかの人よりもリードできたと思います。
また、仕事の昇格条件でもあるので、合格していたおかげではやく昇格することもできました。
応用情報技術者試験に合格すべき適切なタイミング
応用情報技術者試験に合格するなら新卒入社から2年以内に合格するのが適切だと思います。
その理由は、新卒入社2年目までが業務的にも時間に余裕があると思うからです。
私は現在4年目ですが、1年目~2年目前半くらいまでは残業も少なく時間に余裕があり、勉強時間を作ることができました。
2年目後半~現在は残業も多かったり、プライベートも忙しいことが多いので、はやめに合格するのがよいと思います。
応用情報技術者試験の勉強のモチベーションを保つコツ
モチベーションが低くなったときは、ほかの受験する友達と話すようにしていました。
幸いにも同じタイミングで勉強していた友達がいたので、その人と一緒に勉強したり、過去問の得点を競ったりして、モチベーションを保つようにしていました。
私だけがそうではなく、その友達も同じように思っていたそうなので、相乗効果がありました。
効率よく応用情報技術者試験に合格するコツ
勉強を始める前にどの程度知識を持っているのかにもよると思いますが、参考書を数回読み込むことを一番最初にするのは有効だと思います。
そして、午後問題にも目を通していき、わからない内容や詰まった箇所は参考書に立ち返り復習します。
試験直前は、午前問題の過去問をたくさん解き、問題を頭に入れることが重要だと思います。
20代女性が語る応用情報技術者試験を受ける人へのアドバイス
「応用」というワードに臆することなく、丁寧にしっかり勉強すれば必ず合格できます。
勉強のスケジュールをしっかりたて、直前に詰め込みすぎることなく計画的に学習しましょう。
合格すれば、学生でも会社員でも転職するときでもきっと役に立つときが来ると思います。
合格に向けてしっかりがんばってください。
応援しています。
応用情報技術者試験に6か月で合格した20代女性が語る合格の秘訣まとめ
・20代女性が6か月で応用情報技術者試験に合格した
・応用情報技術者試験は、詳しい知識を持っていなくても、丁寧に勉強すれば合格できる
・合格するためには計画的に学習することが大切
・勉強を始める前に参考書を数回読み込むのが有効
・試験直前は午前問題の過去問をたくさん解くことが重要
・友達と一緒に勉強することでモチベーションを保つことができる
・応用情報技術者試験に合格すると仕事の理解度が深まる
・新卒入社から2年以内に合格するのが適切
・「応用」というワードに臆することなく、がんばろう
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