IT企業に入社して基本情報技術者試験に合格したなら次は応用技術者試験合格を目指すのが自然の流れです。
この記事では、応用情報技術者試験に約3か月で合格した30代男性が語る合格体験談を紹介します。
応用情報技術者試験に合格して、より好待遇がもらえる人材になりませんか?
今回応用情報技術者試験に合格した人の情報
年代と性別 | 30代男性 |
勤めている企業名 | 非上場飲料メーカー |
会社の規模 | 300人 |
応用情報技術者試験合格にかかった時間 | 300時間(約3か月) |
勉強教材 | 応用情報技術者 合格教本(技術評論社) 応用情報技術者 試験によく出る問題集(技術評論社) 応用情報技術者試験.com(過去問サイト) |
応用情報技術者試験合格にかかった費用 | テキスト代:5,000円 試験代:10,000円 合計:15,000円 |
応用情報技術者試験を受けようと思ったきっかけ
私はシステムエンジニアとして働いていますが、基本情報技術者試験しか持っていませんでした。
応用情報技術者試験は、IT業界でのスキルアップやキャリアアップに有利な資格だと聞いていたので、挑戦してみようと思いました。
また、自分の知識や経験を客観的に評価してもらうことで、自信やモチベーションを高めたいという思いもありました。
その教材を選んだきっかけ
応用情報技術者 合格教本は、出題範囲を網羅しており、重要度や出題傾向も分かりやすく示されていたので、基礎知識のインプットに適していると思いました。
応用情報技術者 試験によく出る問題集は、午後問題の解き方や解説がわかりやすく、過去問と比較しても難易度が高めだったので、実力のチェックに役立ちました。
応用情報技術者試験.comは、過去問が全て無料で利用できるサイトで、午前問題は解答速度や正答率が測れるし、午後問題は他の受験者の回答例やコメントが参考になりました。
勉強を始めたころ最初にしていたこと
開始初期は、午前問題の対策に重点を置きました。
応用情報技術者 合格教本を一通り読み込みつつ、応用情報技術者試験.comに載っている午前問題を一通り解きました。
その際、間違えた問題やわからなかった単語は、ノートにまとめて復習しました。
午前問題は、過去問の半分がそのまま出題されることが多いと聞いていたので、過去問の丸暗記を目指しました。
また、時事問題や最新の技術動向に関する問題も出ることがあると知っていたので、インターネットや雑誌で情報収集をしました。
この時期は、基礎知識をしっかり身につけることが目的でした。
応用情報技術者試験の勉強に慣れたころの勉強方法
中期は、午後問題の対策に移りました。
応用情報技術者 合格教本で基礎知識を確認した後、応用情報技術者 試験によく出る問題集と応用情報技術者試験.comに出題されている午後問題をひたすら解きました。
その際、自分の得意分野を見つけて、その分野を重点的に学習しました。
また、解答のポイントやキーワードを押さえることに注意しました。
応用情報技術者試験直前の勉強方法
試験直前は、最後の仕上げとして、過去問で解けなかった問題や単語を再度復習しました。
また、時間配分や解答方法にも気を付けて、過去問を模擬試験として解きました。
午前問題は、解答速度や正答率を測ることで自己評価をしました。
午後問題は、自分が回答する予定の分野を中心に学習しました。
特に情報セキュリティは必須分野なので、重要なポイントやキーワードを確認しました。
試験開始前は、簡単な問題や単語を見直して、自信を持って臨みました。
この時期は、知識の定着と自信の獲得が目的でした。
応用情報技術者試験で特に難しいと感じた分野
特に難しいと感じた分野は、システム監査でした。
システム監査は、IT統制や内部統制など、経営や法律の知識が必要な分野で、IT技術者としてはあまり馴染みがなかったからです。
克服の方法としては、以下のことを行いました。
システム監査に関する参考書やウェブサイトを読んで、基本的な用語や概念を覚えました。
過去問を解いて、出題傾向や解答のポイントを把握しました。
自分が担当しているプロジェクトやシステムについて、システム監査の観点から分析してみました。
これらの方法で、システム監査に対する理解度を高めることができました。
応用情報技術者を基本情報技術者と比べて感じた違い
応用情報技術者試験は基本情報技術者試験と比べてかなり難しかったです。
実際に試験を受けて感じた違いや難しさは以下の通りです。
出題範囲が広く、深くなっている。
基本情報技術者試験では触れられなかった分野も多くありました。
午後試験が記述式である。
基本情報技術者試験では選択式だったので、正確な知識だけでなく、文章力や表現力も求められました。
午後試験で自分の得意分野を選択する必要がある。
基本情報技術者試験では全分野から出題されましたが、応用情報技術者試験では自分の強みを生かせる分野を選ばなければなりませんでした。
応用情報技術者試験に合格できた要因
応用情報技術者試験を合格できた要因は、以下の3つだと思います。
適切な教材選びと計画的な勉強法。
私は市販の参考書や問題集だけでなく、ウェブサイトやアプリも活用しました。
また、自分の弱点や目標点数に合わせて、勉強時間や内容を調整しました。
過去問演習と復習の徹底。
私は過去5年分の過去問を繰り返し解きました。
午前試験は過去問の丸暗記を目指し、午後試験は解答のポイントやキーワードを押さえました。
また、間違えた問題や単語はノートにまとめて定期的に復習しました。
自分の経験や知識を活かすこと。
私はシステムエンジニアとして働いているので、自分の担当しているプロジェクトやシステムに関する問題は得意でした。
また、自分が興味のある分野や最新の技術動向に関する問題も比較的得意でした。
30代男性が感じる応用情報技術者試験に合格するメリット
応用情報技術者試験に合格するメリットや良かったことは、以下の通りです。
ITエンジニアとしてのスキルアップやキャリアアップにつながる。
応用情報技術者試験は、IT業界で高い評価を受ける資格です。
合格することで、自分の知識や経験を客観的に証明できます。
また、就職や転職の際にも有利になります。
他の資格試験の一部が免除される。
応用情報技術者試験に合格すると、弁理士試験や中小企業診断士試験などの一部が免除されます。
また、高度情報処理技術者試験の午前試験も一部免除されます。
これらの資格を目指す方にとっては大きなメリットです。
資格手当や報奨金が支給される場合がある。
応用情報技術者試験に合格すると、企業によっては資格手当や報奨金が支給される場合があります。
また、昇給や昇格の条件としても認められる場合があります。
30代男性が感じる応用情報技術者試験が仕事に役立つこと
応用情報技術者試験に合格することで、仕事に以下のような形で役に立っています。
幅広い分野の知識を活用できるようになった。
応用情報技術者試験では、IT技術だけでなく、経営や法律などの知識も問われます。
そのため、自分の担当するプロジェクトやシステムだけでなく、他の部門や顧客とも円滑にコミュニケーションが取れるようになりました。
高度な問題解決能力を身につけた。
応用情報技術者試験では、記述式の問題が多く出題されます。
そのため、正確な知識だけでなく、論理的な思考や表現力も必要です。
このスキルは、仕事で発生する複雑な課題やトラブルに対処する際に役立っています。
自信とモチベーションが高まった。
応用情報技術者試験は難易度が高い資格です。
合格することで、自分の能力を認められたと感じました。
また、上司や同僚からも評価されました。
これらのことが、仕事に対する自信とモチベーションを高めています。
応用情報技術者試験に合格すべき適切なタイミング
応用情報技術者試験に合格するなら新卒入社から3年以内に合格するのが適切だと思います。
その理由は、以下の通りです。
新卒入社から3年以内は、IT業界や自分の得意分野を探る時期だと思います。
応用情報技術者試験は幅広い分野の知識を要求されるので、勉強することで自分の興味や強みを見つけることができます。
新卒入社から3年以内は、仕事量や責任も比較的少ない時期だと思います。
応用情報技術者試験は難易度が高く時間もかかるので、勉強時間を確保しやすい時期に受けるほうが良いです。
新卒入社から3年以内は、キャリアアップのチャンスも多い時期だと思います。
応用情報技術者試験に合格することで、自分のスキルや意欲をアピールできます。
また、他の資格試験の一部が免除されるので、さらに上位の資格を目指すこともできます。
新卒の場合は、上記の通り新卒入社から3年以内に合格するのが良いと思います。
転職者の場合は、転職前に合格するのが良いと思います。
その理由は、以下の通りです。
転職前に合格することで、転職市場での競争力が高まります。
応用情報技術者試験はIT業界で高い評価を受ける資格なので、採用担当者に好印象を与えることができます。
転職前に合格することで、転職後の仕事にも役立ちます。
応用情報技術者試験は幅広い分野の知識を身につけることができるので、新しい環境や業務にも対応しやすくなります。
応用情報技術者試験の勉強のモチベーションを保つコツ
応用情報技術者試験に合格するためのモチベーションを維持するために、以下のことを行っていました。
目標設定と進捗管理をすること。
私は、試験までに達成したい点数や勉強時間を具体的に設定しました。
また、毎日や毎週の勉強内容や成果を記録し、自分の進捗状況を把握しました。
これにより、自分の成長や目標への近づき具合を感じることができました。
仲間や先輩と情報交換や励まし合うこと。
私は、同じく応用情報技術者試験を目指す仲間や、すでに合格している先輩とコミュニケーションを取るようにしました。
彼らと勉強方法や問題点などを共有したり、助言や応援をもらったりすることで、孤独感や不安感を軽減することができました。
自分へのご褒美や休息をすること。
私は、一定の目標や節目を達成したら、自分へのご褒美や休息をするようにしました。
例えば、過去問を一定数解いたら、好きな食べ物を食べたり、映画を観たりするなどです。
これにより、勉強に対するストレスや飽きを防ぐことができました。
効率よく応用情報技術者試験に合格するコツ
効率よく応用情報技術者試験に合格するなら、以下のように取り組むと良いと思います。
自分の現状と目標を明確にすること。
まずは、自分がどの程度の知識やスキルを持っているか、どれくらいの点数や時間で合格したいかを把握することが大切です。
これにより、自分に必要な勉強内容や量を見極めることができます。
計画的かつ継続的に勉強すること。
次に、自分の現状と目標に合わせて、具体的な勉強計画を立てることが重要です。
試験までの期間や日々のスケジュールを考慮して、無理なく実行できる計画を作りましょう。
また、計画通りに勉強するだけでなく、定期的に振り返りや修正も行うことが必要です。
適切な教材や方法を選ぶこと。
最後に、自分に合った教材や方法を選ぶことが大切です。
市販の参考書や問題集だけでなく、ウェブサイトやアプリなども活用しましょう。
また、午前試験と午後試験では、出題形式や求められる能力が異なるので、それぞれに応じた勉強法を採用しましょう。
30代男性が語る応用情報技術者試験を受ける人へのアドバイス
自分の得意分野を見つけて、午後試験で選択すること。
午後試験は記述式で難易度が高いので、自分の強みを生かせる分野を選ぶことが大切です。
また、選んだ分野に関する知識や技能を深めることも必要です。
過去問を徹底的に解くこと。
過去問は、出題傾向や解答のポイントを把握するのに役立ちます。
特に午前試験は過去問に類似した問題が多いので、過去問の丸暗記を目指しましょう。
午後試験も過去問を解くことで、記述力や表現力を鍛えることができます。
自分に合った勉強法やペースを見つけること。
応用情報技術者試験は難易度が高く時間もかかるので、自分に合った勉強法やペースを見つけることが大切です。
無理なく継続して勉強することが、合格への近道です。
応用情報技術者試験に約3か月で合格した30代男性が語る合格の秘訣まとめ
・勉強時間は、約3か月で300時間。勉強費用は、テキスト代5000円と試験代10000円の合計15000円。
・勉強を始めるときは、午前問題に重点を置き、過去問の丸暗記を目指した。
・勉強に慣れたら、午後問題に移り、自分の得意分野を見つけて学習した。
・試験直前は、過去問を模擬試験として解き、間違えた問題や単語は復習した。
・システム監査が難しかったが、参考書や過去問を使って克服した。
・応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験よりも難しいと感じた。午後試験が記述式で、自分の得意分野を選択する必要がある。
・応用情報技術者試験に合格すると、スキルアップやキャリアアップにつながり、他の資格試験も免除される。
応用情報技術者試験に約3か月で合格した30代男性が語る合格の秘訣を参考に応用情報技術者試合格を目指してみてください!
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