資格を取って人生を変えたい!
当サイトでは資格取得の勉強方法に加えて、どのように年収が変化したかや、資格を取って変わったことを紹介しています。
この記事では、20代学生が応用情報技術者を取得した体験談を紹介します。
資格取得の参考にしてみてください。
応用情報技術者を取得した方の基本情報
年代と性別 | 20代男性 |
職種 | 学生 |
取った資格の名称 | 応用情報技術者 |
応用情報技術者合計勉強時間 | 約100時間 |
応用情報技術者を取得するための勉強方法 | 参考書及び過去問 |
応用情報技術者取得にかかった費用 | テキスト代:6,040円 受験料:7,500円 受験会場までの交通費:2,380円 合計:15,920円 |
応用情報技術者を取ろうと思ったきっかけ
ITに関する知識を広く・深く身に着けたいと思ったから。また、就活で役に立つと思ったから。
一部公務員採用試験においては、応用情報技術者合格者を対象に、一次試験に加点する措置を講じる場合もある。
また、民間企業においても、ガクチカとしてPR出来ると考えた。
過去に応用情報技術者に挑戦し、既に合格していた友人がおり、友人に追いつきたいという気持ちもあった。
応用情報技術者を取得するために参考書及び過去問を利用した理由
それらの教材を使って、基本情報技術者試験に合格できた実績が既にあったから。
一般に、応用情報技術者までは、資格スクールに頼らなくとも、書籍や過去問等を使って自力で合格を目指すことは、十分に可能であるとされている。大学で情報系を専攻していることもあり、まずは資格スクールに頼らず、書籍のみで挑戦しようと思った。
応用情報技術者の勉強を開始したばかりの勉強方法
基本情報技術者試験に合格して間もない時期であったため、基礎知識の定着にはある程度自信があった。
そこで、早速応用情報技術者午前試験の対策(主に、過去問演習)に取り組むことにした。応用情報技術者はいわゆる足切り方式で、午前試験が基準点に満たなければ、午後試験は採点すらされず、問答無用で不合格になる。
何としても、せめて午前だけは突破したいと思い、最初は午前試験に力を入れた。
応用情報技術者中期の勉強方法
午前試験については、問題演習を繰り返す中である程度順調に点が伸び、70~80%近くを安定して取れるようになってきたので、午後試験の対策(主に、過去問演習)に力を入れ始めた。
午後試験は、なかなか点が伸びず、どの問題を選ぶかすらも絞り込むことが出来なかった。明らかに不得意な単元は捨て、他は満遍なく解くことにした。
応用情報技術者試験直前の勉強方法
結局、最後の最後まで午後試験の選択問題を絞り込めなかったため、当日決め打ちすることにし、解けなかった問題の振り返りに注力した。
本来は、到底推奨される方法ではないが、試験まで限られた中で、少しでも合格可能性を上げるための方法としては最善策であると判断した。
当然、解けなかった問題は数多く、全てを完璧にすることは出来なかった。
応用情報技術者を取るために苦労したこと
午後試験の対策。
試験勉強では、なかなか成果が伸びなかった。
どの単元もギリギリ不合格か合格のラインを彷徨う感じで、選択問題を決め打ち出来ないまま、試験本番までズルズルと持ち込む形になってしまった。
また、大学生で応用情報技術者を目指す人は、比較的少ないようで自分の身の回りやネット上で有益な情報をあまり見つけられなかった。
ネット上では、既に社会人としてIT企業またはIT系の業務に従事している人に向けた内容が多く、大学生向けの情報はあまり無かった。
応用情報技術者を取れた要因
基本情報技術者試験を受験・合格してから間もない時期に受験したため、基礎知識がある程度定着していた。
また、その年の問題が比較的易しかったことにも要因があると思う。
可能な限り平均点が安定化するよう作問されているようではあるが、どうしても年によって難易差が生じることは否めない。
その点では、問題の難易度による部分も大きいと思う。
良くも悪くも選択問題の決め打ちを本番に持ち越したことで、先入観なく解きやすい問題を選べた。
応用情報技術者を取るメリット
企業によっては、資格手当の対象となる場合がある。
一部公務員採用試験においては、応用情報技術者合格者を対象に、一次試験に加点する措置を講じる場合もある。
また、民間企業においても、ガクチカとしてPR出来る。並大抵では合格出来ないと思うので、継続的な努力という点でもPR出来ると思う。
在学中の身としては、これ以上のことは分からないが、ネット上では「IT業界においては、それなりに認知度があり、就活や転職の際のPR材料として使えるのではないか。」という意見が散見される。
応用情報技術者を取ることで役に立っていること
ITの専門用語に対する抵抗が少なくなった。
講義やプログラミング演習の時間に多少、専門知識が活かされているとは思う。
特に、情報セキュリティを考慮したプログラムを考えるようになった。
また、レポートを書く上でキーワード選び等に役立った。
在学中の身としては、まだまだ役に立っている実感は少ないが、これから社会人として働くにあたり、ITに関する俯瞰的・専門的な知識を身に着けることで、実際の業務を行う上できっと役に立つと思う。
応用情報技術者を取るために重点的に勉強すべきこと
基礎知識と読解・記述の訓練。出来るだけ早い段階で、自分の得意分野と不得意分野を見極め、圧倒的に不得意分野に時間を割くと良かったと思う
人間の性として、どうしても自分の苦手なものは回避したくなるが、そこで現実逃避するかそれと向き合うことが出来るかによって、合否が決まると思う。
また、時間制限も意識して演習に取り組むと良いと思う。
応用情報技術者取得のためのモチベーションの保ち方
特に無い。正直、1回目は不合格になると思っていた。
ただ、せっかく受験料を既に納付しているので、1回で合格するに越したことはないとは思っていた。
特に、合格後の楽しみ等も何も考えてはいなかったが、途中で自分の趣味である旅行を挟むことで、随時気分転換を図っていた。
後は勉強時間を記録するアプリも活用していた。
応用情報技術者を効率よくその資格を取るコツ
基礎から忠実に、午前試験の過去問で80%程度点を取れるようになったら、午後試験の対策に取り組むと良いと思う。
基本情報技術者試験を受験していない人や受験してからブランクがある人は、基本情報まで立ち返らなくとも、応用情報技術者のテキスト等を参考に基礎知識を定着させ、午前試験を8割程度仕上げたら、午後試験も並行して取り組むと良いと思う。
応用情報技術者を受ける人に向けてアドバイス
基本に忠実に。
午前試験は、過去問からの再出題もあるが、丸暗記では午前試験を突破出来たとしても、午後試験に対応できない。
午後試験は演習あるのみ。
そして、午前試験の出来が肌感覚で悪いと思っても、決してあきらめないこと。
自分は、午前試験受験後、とても合格しているような感触ではなかったが、取り敢えず午後試験まで受けてみることにした。
これが正解で、午前試験は比較的余裕を持って合格していた。
20代学生が応用情報技術者を取得した体験談まとめ
・資格の取得動機は、ITに関する知識を広く・深く身に着けたい、就活で役に立つと思ったから
・取得にかかった費用は15,920円
・勉強方法は参考書と過去問を利用
・応用情報技術者の受験に苦労した点は、午後試験の対策と成果の伸びが遅かったこと
・役に立っていることは、ITの専門用語に対する抵抗が少なくなり、情報セキュリティを考慮したプログラムを考えることができるようになったこと
・受験する人に向けてのアドバイスは、基本に忠実に勉強すべきであること
いかがでしたか?
20代学生が応用情報技術者を取得した体験談が参考になっていれば幸いです。
当サイトでは、このほかにも様々な方の資格を取得した方の体験談を紹介しています。
参考にしてみてください!