資格を取って年収を増やしたい!
当サイトでは資格取得の体験談に加えて、どのように年収が変化したかや、資格を取って変わったことを紹介しています。
この記事では、登録販売者を取得して年収が7万円増えた30代女性の合格体験談を紹介します。
資格取得の参考にしてみてください。
回答してくれた方の基本情報
年代と性別 | 30代女性 |
勤めている企業 | ドラッグストア |
会社規模 | 1000人以上 |
職種 | パート |
取った資格 | 登録販売者 |
増えた年収 | 7万円 |
資格取得の勉強時間 | 350時間くらい |
勉強方法 | 勤め先から配布されるテキスト、勤め先のセミナー、YouTube、漫画 |
登録販売者試験とは?
登録販売者試験とは何かを簡単に確認していきましょう。
登録販売者とは、風邪薬や鎮痛剤などの第2類医薬品、第3類医薬品を販売できる専門的な資格です。
2009年までは、薬を販売できるのは薬剤師または薬種商販売認定試験に合格した人に限られていました。
しかし、薬事法改正により、薬剤師がいなくても登録販売者がいれば、スーパーやコンビニエンスストアなどでも薬を販売できるようになりました。登録販売者が扱える医薬品は第2類医薬品、第3類医薬品に限られていますが、それだけで一般用医薬品の9割以上を占めるといわれています。
https://www.c-c-j.com/course/welfare/drugstore/column/column01/
登録販売者が活躍する背景には、国がセルフメディケーションを推進していることも要因の一つとなっています。
登録販売者を取ろうと思ったきっかけ
昇給、自己実現、誰かの役に立てるというのが取得の理由です。
勤めた当初は、普通のパート主婦でしたが、周りのキャリアの友人への憧れもあり、自分も勤め先で上にあがりた
いと思うようになりました。
また、たとえパートだとしても、誰にでもできる仕事だけではなく、資格者として毎日を全力で勤めることにより、自分が社会人として成り立っているという自己実現を達成させたかったこともあります。
登録販売者開始初期の勉強方法
会社が提供してくれる資格取得のためのセミナーに通うこと、そのセミナーで渡されるテキストを読みつくすこと、与えられる課題をこなすことが開始初期の勉強内容でした。
セミナーの頻度や、課題の量がけっこうな量だったので、初期からびっしり勉強していました。
登録販売者中期の勉強方法
会社のセミナーに慣れてきたころには、もらったテキストを全て自分でノートにまとめ直しました。
そしてそのノートを元に過去問に手を付け始めました。
全く解けないのが当たり前なので、時間配分等は無視して、一問一問自分のノートを見ながら問題を解くということをしました。
登録販売者試験直前の勉強方法
直前は、とにかくたくさん過去問を解きました。
5年間分の過去問を、10回以上ずつ解いたと思います。
息抜きには、YouTubeで対策動画を見あさったり、「はたらく細胞」という資格に関連するアニメを繰り返し見ました。
登録販売者取得に苦労したこと
勉強時間を確保するのが大変でした。
自分には子供はおらず、仕事も正社員ほどの忙しさはなかったので比較的時間の確保はできたのですが、それでも、家事と仕事の合間をぬって隙間時間を勉強にあてていました。
朝早く起きて家事を一通り済ませて勉強、仕事に行って帰ってきて家事をして勉強、お風呂に入って寝る前に勉強といった具合でした。
登録販売者を取れた要因
周りからのプレッシャーが一番大きかったと思います。
職場で尊敬する社員の方々から、過去に使っていたテキストを譲りうけたり、応援をたくさんもらったりしていたのですが、その人たちの期待を裏切りたくないという思いでひたすらに勉強していたと思います。
「落ちる」という選択肢は絶対にあり得ないほどのプレッシャーを感じていました。
登録販売者を取るメリット・デメリット
メリットは、ドラッグストアで働くなら確実に仕事の役に立つことです。
むしろこの資格を持っていないと、大した役職にも就けず、仕事にならないくらいです。
仕事以外にも、自分の健康を維持することに大いに役立つし、友人や家族からの相談にものれることがメリットでもあります。
デメリットはあまりないですが、しいて言えば、この資格を活かす職場は限られていることです。
市販薬を扱う業界でないと、仕事としては役に立たないです。
登録販売者を取って役に立ったこと
資格を取ったことで、勤め先のドラッグストアでの貢献度が大きく変わり、普通のパート時代より大きな自信を持てるようになりました。
お客様の相談にのることも増えたので、「ありがとう」と言ってもらえる回数が格段に増え、やりがいを感じるようになりました。
また、友人や家族の相談にものることができるようになったので、自分の大切な人たちの健康を守るお手伝いができるようになったのも嬉しい限りです。
自分の健康維持にもかなり役立っています。
登録販売者を取るために重点的に勉強すべきこと
成分名とその成分の効果をとにかくひたすら覚えることが大事でした。
過去問をたくさん解く、声に出す、勉強仲間と成分当てクイズをやるなど、追いかけて答えられるようになるまで、ひたすらに暗記をすることが良かったと思います。
登録販売者を効率よく取得するコツ
長時間にガッツリ詰め込むよりも、隙間時間を活用して細かく取り組むことが良いと思います。
試験範囲と、覚えることが果てしなくあるので、休日にガッツリ詰め込むのは結局何も身に入らない気がして時間の無駄になると思います。
なので、出勤の電車の中で講義の動画を見たり過去問を解く、昼休憩に動画を見る、帰宅して過去問を解くといった、細々とした学習をひたすら毎日身に染み込ませるのが良いと思います。
登録販売者をこれから受ける人へのアドバイス
とにかく範囲が広く覚えることが多いのが大変です。
隙間時間を上手く活用して、毎日細かく身に染み込ませるように学習し続けてください。
取得までは大変ですが、取得後はキャリアアップに必ず結びつきますし、仕事だけではなく、自分や身の周りの人のためにも役立ち、生涯使える資格です。
登録販売者を取得して年収が7万円増えた30代女性の合格体験談まとめ
・登録販売者の取得理由は昇給、自己実現、誰かの役に立てること
・勉強時間の確保が大変で、隙間時間を勉強にあてていた
・登録販売者のメリットは、ドラッグストアで働くなら確実に仕事の役に立つこと。健康維持にも役立つし、友人や家族からの相談にも乗れることができる
・登録販売者取得に苦労したことは勉強時間の確保
・登録販売者を取得するためには成分名とその成分の効果を覚えることが大事であり、隙間時間を活用した細かい学習が効果的
・登録販売者をこれから受ける人へのアドバイスは、隙間時間を上手く活用して、毎日細かく身に染み込ませるように学習し続けることが重要である。
いかがでしたか?
登録販売者を取得して年収が7万円増えた30代女性の合格体験談が参考になっていれば幸いです。
当サイトでは、このほかにも様々な方の体験談を紹介しています。
あなたのを増やすの参考にしてみてください!