在宅ライターを攻略して直接契約を増やすコツ

在宅ライターとして稼ごうと思うと最初はクラウドワークスやランサーズなどに登録して取り組むことが多いと思います。

しかし、ここで気になるのが手数料です。

手数料によって2〜3割の報酬が減らされてしまいます。

そうするとせっかく頑張ったのに思いのほかで残りは少ない…なんてことになりかねません。

この記事ではそんな収入を減らさないために必要な直接契約という考え方を紹介します。

ぜひ最後まで読んでいただき、ライターとしての収入を増やしていきましょう！

直接契約を増やす

ライターとしての収益を伸ばすための方法の一つとして、直接契約を増やすことも効果的です。

直接契約とは、クラウドソーシングサイトなどを介さずにクライアントと直接契約を交わすことであり、ここではメリットや注意点、直接契約する方法などを紹介します。

直接契約のメリット

直接契約におけるメリットとしては、次のような点が挙げられます。

・手数料を引かれない

・収入が安定しやすい

クラウドソーシングサイトを介した場合は、報酬から20%前後が手数料として引かれるため、手元に残るお金が減ってしまいます。

しかし、直接契約であれば手数料が引かれることがないため、同じ作業内容でもより多くの報酬を手にできます。

また、直接契約の場合は継続的に依頼をもらえることが多く、収入が安定しやすいことが特徴です。

クラウドソーシングサイトの場合は単発で依頼が終了してしまう場合もありますが、直接契約となるクライアントは大手メディアと繋がりがあるケースも多く、継続依頼に繋がりやすいといえます。

大手である分単価も高い傾向にあるため、総合的に稼ぎやすいことがメリットです。

直接契約の注意点

ライターが直接契約を取る際の注意点として、次の３つが挙げられます。

・事務作業が発生する

・実績と提案力が必要になる

・トラブルが発生するリスクがある

まず、執筆以外に事務作業が発生します。

毎月作業内容に応じて請求書を発行し、クライアントに送付しなければなりません。

請求書の作成に慣れていない場合は、会計ソフトのツールを活用すると便利です。

また、ライターとしての実績と案件を獲得するための提案力が必要になります。

クラウドソーシングサイトで募集されている案件よりもクオリティの高いものが求められる場合も多く、さらに自分を売り込み提案するスキルが重要になるからです。

クライアント視点で考えた時に、どのようなライターに依頼したいかを想像し、自分の強みを理解した上で提案することが欠かせません。

そして、サービスを介さないため、未払いなどのトラブルが発生する可能性もあります。

クラウドソーシングサイトの場合はクライアントの仮払制度により未払いを防げますが、直接契約の場合はお互いの信頼関係が重要です。

そのため、仕事をする相手は慎重に選び、徐々に関係を築いていく必要があります。

直接契約するおすすめの方法とは？

ライターが直接契約を獲得するためにおすすめの方法として、次の４つが挙げられます。

・メディアサイトへの営業

・求人サイトの活用

・SNSの活用

・知人・クライアントからの紹介

メディアサイトと求人サイト、SNSについては、前章で紹介した通りであり、実績やポートフォリオを提示しつつ、クライアントの求めることを理解した的確な提案をすることがポイントです。

また、ライターの知人・クライアントに限らず、経営者や不動産・金融・メディアに関わっている知人がいれば、紹介できる人がいないかを聞いてみることも効果的です。

ただし、信頼関係が構築されていることが前提となるため、話を持ちかけても大丈夫な相手かどうかの判断は慎重に行いましょう。

キャリアアップ・外注化で効率アップを目指す

ライターとして収益アップするための手段として、最後に挙げられるのはキャリアアップです。

代表的なものとして、次の４種類があります。

・ディレクター：案件全体の進捗管理や完成物の品質管理を行う役割

・校正校閲：完成した記事の校正・校閲作業を行う役割

・編集者：構成を作成したり、完成した記事の修正・加筆を行う役割

・外注化：執筆作業を外注し、クライアントとライターの中間地点となる役割

記事を書くライターとしてのステップを超え、ライターを取りまとめたりワンステップ上の仕事に挑戦したりすることで、収益を増やしていけるでしょう。

また、ディレクターなどはWebライター業界に限らず、マーケティング業界にも精通するスキルであるため、より仕事の幅を広げやすいといえます。

いずれもライターとして文字を生産するよりも上流の仕事であるため、時間あたりの単価は高くなるでしょう。

在宅ライターを攻略して直接契約を増やすコツまとめ

・直接契約を増やすことは収益を伸ばすための効果的な方法。
・直接契約のメリットは手数料を引かれず、収入が安定しやすいこと。
・直接契約には事務作業や実績と提案力の必要性、トラブルリスクがあることに注意。
・直接契約を増やす方法として、メディアサイトへの営業、求人サイトやSNSの活用、知人やクライアントからの紹介がおすすめ。
・キャリアアップや外注化も収益アップの手段として考えるべき。

ここでは、ライターがより効率的に稼ぐための戦略として、ツールの活用や別ジャンル・スキルへの挑戦、ブログの活用方法、直接契約の強みなどを紹介しました。

どれも収入アップに欠かせないポイントとなるため、どれか１つずつでも意識して取り組んでみてください。

また、ライターとしてそこそこ安定して稼げるようになったら、ディレクター側に回ったり、外注したりといったキャリアアップを視野に入れてみても良いでしょう。

収入を増やすためには時給単価を上げることがポイントであり、そのためには戦略的に取り組むことが欠かせません。

本記事の内容を参考に、月５万円と言わず、さらに稼げるライターを目指していってて欲しいと思います。